またまたご無沙汰しております。
東京は残暑も夜になると多少和らいできたように感じますが皆様いかがお過ごしでしょうか?
私どもはといえば、
本年もお蔭様で夏バテをしている暇がないほどに充実した夏を過ごさせていただいております。
さて、Web周りの更新が追いついていない間に多くのお問い合わせ・ご質問にご対応させていただきました。
(見えないかも知れませんが、
ご相談には原則24時間以内にはご返答させていただいております。)
今回はそんな中から報酬に関する部分のよくある質問に関してまとめて記載したいと思います。
(今後また時間を見て正規メニューとしてHPに加えたいのですが差し当たり。)
通常の定型サービスのように「このような場合はいくらかかります」とゆう決定料金が存在しないのが、対個人に対する報酬です。
原因としては
などが上げられます。
ただ、企業の担当者様としては
となってしまい、
まさに、「卵が先か鶏が先か」とゆう状態になってしまうことが多いようです。
企業の中の担当者様、もしくはキャスティングのご判断をされる方は、
上記のようなややこしい話になってしまっては
などから理想的な状態での成立が難しく、
また、理想的な起用ができないなら何のためにフリーランスを起用するのか…、
とゆう負のスパイラルが発生してしまいます。
しかし世の中には理想的なキャスティングに成功している例は、
いくらでもあります。
つまりこれらの問題を解決するには、
それらから解決策を学べばいいわけです。
まず正規の依頼の場合を考えてみましょう。
それに基づいて旧来の
a.広告代理店
b.キャスティング会社(二次仲介業者)
c.事務所(一次仲介業者)
d.付き合いのある知人
※説明しやすいように私どもの業界に準えて説明しています。
勘のいい方だとお気づきかと思いますが、
そもそも定価なんてものは存在しません。
定価とは「需要に見合った対価」の経験則です。
ここに経験則が含まれる以上只の「言い値」なのです。
違いは「向こうが決めるかこちらが提示・交渉するか」の違いです。
そして商業契約とは本来は後者から始まっているものです。
出演交渉がうまくいかない場合、
実際その原因は「期限までに話を取り纏められない」ことが殆どです。
※ここではプロのモデルをきちんとキャスティングしたいとゆうご要望に限りますが、裾野を見れば安かろう悪かろうはキリがないので割愛します。
実際撮影や制作が進めば「可能な限りいいキャスティングをしたい」と考える方が殆どです。
ではなぜそうなってしまうのか。
その要因は
例1
キャスティング経験がなく、誰を選ぶべきかわからない。
↓
本来不要な公募やオーディションを行う
↓
条件単価が上がる
↓
予算との折り合いがつかなくなる
指名されての仕事であれば、
出演のために本人も譲歩してもらえる余地はあります。
それを最初に無計画に排除してしまうパターンです。
例2
本人との事前の面識がない
↓
(事務所を介さずの直接的な)出演交渉経験がない
→条件詳細がわからない
↓
信頼関係が構築できない
↓
短時間で条件が折り合わない
本人を評価しての指名の仕事であれば、
出演のために条件譲歩してもらえる余地はあります。
それを最初に無計画に排除してしまうパターンです。
ちなみに実際case1のように成立していても内包した問題点があります。
↓
・仲介業者の当事者への説明が不十分な場合
・悪質な仲介業者が営利目的で企画に介入してくる場合
・業者間の癒着によって中間マージンを上乗せされている場合
等があげられます。
長くなりましたので
に関してはまたいずれ