中條美和
中條美和
コミュニケーション方法
コミュニケーション方法
私には聴覚障害があるので、以下のようにコミュニケーションの工夫をしています。
対面(1‐1)
対面(1‐1)
静かな場所で、口を読み、文脈から推測しながら会話します。
騒がしい場所を避けること、口を見せること、推測しやすいように表現を言い換えるなどしてくださると助かります。
授業(1‐複数)
授業(1‐複数)
口頭で講義し、スライドの多用によって発音の曖昧さを補います。授業資料は学生にとってもメリットがあります。
質問はチャットを使用、もしくはメールを多く活用します。記録が残ることから、トラブルを事前に避けることができます。
学会発表(1‐複数)
学会発表(1‐複数)
授業同様に口頭で発表し、スライドを多用します。
質疑応答ではパソコン通訳を用いるか、事前に配布した質問用紙を回収して読み上げる形で回答します。
会議や研究会(複数‐複数)
会議や研究会(複数‐複数)
会議では複数人の口を同時に読むことは難しいため、少人数の会議であればこちらから確認しながら参加します。大きな会議の場合は、可能であれば事前に資料に目を通し、会議後に議事録を参照するなどの方法があります。会議の大きさやフォーマルの度合にもよるので、相談しながら参加する方法を模索していきます。
音声認識技術を用いた字幕化アプリ、UDトークを用いることもあります。
電話
電話
インターネット上の代理電話サービスを利用しています。オペレーター経由で電話をかけ、私とオペレーターはチャット、オペレーターと通話相手は音声会話です。日本財団電話リレーサービスのほか、プラスヴォイス社のサービスを用いています。
参考
参考
聴覚障害者への一般的な接し方については、東京大学バリアフリー支援室の「聴覚障害について、知っておいていただきたいこと」が詳しいです。
2006年に書いた古いものですが、「聴覚障害を持つ場合の学校生活」もあります。
聴導犬
聴導犬