MMD都市造成計画
MMD都市造成計画として、もし仮にひとつの都市を複数のモデラーで合作したら、という構想で進めた場合に発生する利点と難点・問題点と解決策の考察。
利点
本来ひじょーに時間のかかる都市モデルの構築が複数人分担で短縮を見込める。
同じ造形のビルのコピペ配置で空き地を埋める単純作業になりがちなビル造成作業が、分担作業で目的に沿って造成された生きた街並みを作れる。
鉄道駅を根幹に置くことで、駅の規模によって住宅街・繁華街などの都市(街並み)の性格を最初に設定出来る。
モデラーの得意分野で交通機関/ビル群/住宅/商店などの分担が見込める。
先に駅という大量輸送機関の根幹モデルを基準にすることで、モデラーごとにバラバラになりやすい縮尺規格を統一出来、別々に作った街や家を同時に使用しやすくなる。
縮尺規格を統一することで、既存の公開マップなども接合しやすくなる?
難点(問題点)
複数人分担作業となることでAが作った配置とBが作った配置のアクセを重ねると部分的に競合が発生し重ねられない、というような事例が発生しやすい、または組み合わせ可能な配置に制限が出る。
商業施設と木造民家のような、本来あまり隣接しないはずの家屋が混在隣接するような配置上の問題。
使用テクスチャ/ポリゴンの数が増大しやすく、軽く誰でも使用出来る都市ではなくなる。
作成者クレジットの表記が煩雑になる。
モデラーが元々持っていた道路/都市テクスチャとのサイズ・色合いなどで整合性がなくなりやすく、新規に作成しなければならないかもしれない。
ビルの反射率などの設定が食い違うことで夜景・夕景などで建造物が部分的に浮きやすくなる。
空き地が埋まらないことでどの方向から見ても空き地が見えてしまい、いつまでも使えないマップになる。
解決策(解決案)
街の区画割り・番地割を先に行い、モデラー側の申告で使用番地を宣言することで重複作成配置を極力少なくする。
@wikiなどでプロジェクトとして整備し、プロジェクト参加モデラーページを作成することでクレジットはそちらを一括参照すればプロジェクト名を明示するだけで済む。
割りと軽めの配置組み合わせなどを@wiki上に明記することで使用者側が組み合わせを選べるようにする、または一体型アクセとして先に用意する。
統一プロジェクトの形で整合性その他は先人に後人が合わせていく形が理想。
作成者側が昼景/夜景でテクスチャを先に用意するか、作成配置にどちら用か明記で使用者側の選択自由とする。
汎用配置用ローポリ雑居ビルをいくつか用意することでコピペ配置で空き地を埋められるようにしてしまう。または適当な資材置き場/工事現場のような中が伺えない大型バリケードを敷地四方に配置。