植物(木本・草本)の繁殖に興味を持っています。
固着性である植物が、
・限られた資源をどのように得て
(光合成による炭素の獲得、菌根菌との共生による栄養塩類の獲得、など)
・生活史の中でも特に繁殖に対して利用しているか
(どのように繁殖器官に分配するか、有する資源量によって繁殖器官生産量は変化するか、など)
・どのような利用の方法があるのか
(花成のシグナルとなる資源はあるのか、花の性を決定する資源はあるのか、など)
さらに、
・繁殖の後の過程である実生がどのようにして更新するか
(周囲の個体との血縁関係に影響を受けるか、菌根菌との関係、など)
・地球規模で進む環境変化の影響をどのように受けるか
(温暖化や窒素沈着は繁殖に影響するか、など)
について特に興味を持って、野外調査、植物の育成、実験などにより研究を進めています。
Yuko Miyazaki (Ph.D)Associate ProfessorForest Ecology Lab.Graduate School of Environmental and Life ScienceOkayama University1-1-1 Tsushimanaka, Okayama 700-8530, Japan
宮崎祐子
准教授
岡山大学 大学院 環境生命科学研究科 森林生態学分野
〒700-8530 岡山市北区津島中1-1-1