9月の校長メッセージ

このエドモントン補習校にもひときわたくましくなった子どもたちの笑顔が戻ってきました。皆様、楽しい夏休みをおすごしになられたでしょうか。ご家庭での夏休みの宿題の取り組みへのご協力、どうもありがとうございました。すっかり秋めいた季節は、その長い夏休みをかなり前の様に思わせてくれます。先週、始業式で始まった二学期は、一年の中でも最も長く、充実した学習活動ができるときです。生徒、保護者、教師、それぞれの立場でしっかり補習校に関わっていきましょう。

さあ、二学期が始まりました。他の学期よりもひと月多い二学期も様々な行事があります。まずは、そして行事と言えるのかわからないのですが、9月22日に、火災避難訓練が予定されています。10月には、授業参観も予定されています。そして10月末にクラス作品集が発行されます。これは、夏休みに課題として出された日記、作文、自由研究などをクラス別にまとめて発行するものです。楽しみですね。そして、11月25日には、本校最大の行事の一つといっても過言ではない、学芸会が予定されています。開校以来続く本校の学芸会は、子どもたちの日本語能力の向上のみならず、日本語という言語そのものに対する自信を植え付けてくれるとても大切なものです。この行事の前後では、生徒たちの日本語力が、その学年での学習に対する姿勢に変化が見られます。そういった大切な意味をもつ行事です。生徒自身もお父さん、お母さんが、担任が、そして他の保護者達が一緒に取り組む姿勢をみて、さらにやる気にそしてさらにいろいろなことを学ぶことができると思います。皆様方の前向きなサポート、熱い（？）協力をよろしくお願いいたします。12月には、各クラス個人面談が行われます。これは、来年度の進路を考えるうえで重要なものとなります。二学期の最後の授業日は、12月22日となっており、終業式が行われます。

9月は、補習校では二学期のスタートですが、同時に現地校では新学年の、新しいスクールイヤーの始まりです。同じ学校で進級した人、違う学校で進級することになった生徒、小学校幼稚園クラスに行くことになった生徒、中学校に行くことになった生徒、高校に行くことになった生徒など様々だと思います。それぞれに新しいスタートをきり、しばらくは落ち着かないかもしれませんね。皆さん、しっかりと自分のペースをつかんでいけること願っています。そして、今学期も充実した補習校生活を送りましょう。