学生へ For Students
担当講義 Teaching
学部 For Undergraduate
都市の経済学(1年生4Q) Urban Economics
住宅と不動産(2年生1Q) Housing and Real Estate
都市ビジネス(2年生4Q) Urban and Real Estate Business
プロジェクト演習(3年生通期) Project Practices
卒業研究(4年生通期) Graduate Research
(過去に担当した科目)
国際都市経営概論(2) (2年生2Q) Global Urban Management(2)
経営戦略論(3年生) Management Strategy
SD-PBL(2) (2年生後期必修) SD-PBL(2)
キャリアデザイン(3年生必修)Career Design
大学院 For Graduate Course
グローバル都市ビジネス特論 Advanced Urban and Infrastructure Business Management
修士研究 Master Graduate Research
博士研究 Doctoral Graduate Research
ポストドクター Post-Doctor Research
研究員 Researcher
卒業・修士論文 Thesis titles of students
2023
ビジュアルサイネージ実現のためのシステム製作に関する研究
ポスト・コロナ時代における商業施設の価値変容に関する研究
住宅エリアの無形資産が若者の居住地選択行動に与える影響に関する研究
街なか再生によるシビックプライド向上に関する研究
商業施設が地域に与える影響に関する研究
東京都心部におけるバス交通の利用実態とその意義に関する研究
都市のスマート化におけるドローンの活用可能性に関する研究
2022
地方都市における公共交通の代替手法に関する研究
エリア別に見たショッピングセンターのテナント構成に関する研究
広告がもたらす商品イメージへの影響に関する研究
地方創生に定量化に関する研究
消費者側からみたAI不動産査定の信頼性に関する研究
東京都心部におけるオフィス賃料の推定に関する研究
再開発によって失われる見えない要因に関する研究
横須賀市における空き家対策の効果と限界に関する研究
地方都市における公共交通の代替手法に関する研究
2020
荒廃するリゾートマンションの再生に関する研究
AIによる不動産価格査定の実用可能性に関する研究
高齢者の移動制約が日常生活に与える影響に関する研究
2019
東京圏における住宅資産デフレが高齢世帯に与える影響に関する研究(優秀賞) *不動産学会にて発表
東京圏における人口減少対策の実態に関する研究
田園都市沿線における高齢化に伴う駅ビルの店舗構成に関する研究
田園都市沿線における高齢化に伴う駅ビルの顧客満足度に関する研究
田園都市沿線における高齢化に伴う駅ビルの来店動機に関する研究
都心部における子育て世帯のマンション需要に関する研究
タワーマンションにおける居住者特性に関する研究
2018
地方都市における高齢者移動の実態に関する研究 福岡県大牟田市を例として *大牟田市と共同研究
行政窓口の案内システムに関する研究 レスキャットシステムの活用可能性 *沖電気工業と共同研究
東京都心部におけるオフィステナントのエリア集積に関する研究 大手町・渋谷・六本木エリアを対象として
東京都心部におけるオフィス投資に関する研究 大手町・渋谷・六本木エリアを対象として
リノベーション住宅の動向に関する研究 東京23区に着目して
東京大都市圏における資産デフレに関する研究
2017
空き家率と街並みの相関に関する研究(優秀賞) *資産評価政策学会にて発表
オフィスビルにおける地区ごとのテナント特性分析 *資産評価政策学会にて発表
ジーンズファッションと街との関連性に関する研究
2016
テーマパークの成功要因についての考察
カーシェアリング事業の成功要因に関する分析
スマートシティのビジネスモデルに関する研究
LCCピーチの成功要因の研究
出版事業における電子化の進展と紙媒体の生き残り戦略
中古住宅市場の活性化に向けたビジネスモデルの研究
日本の複合型施設の強みに関する分析
課金制ソーシャルゲームの購買要因の分析
リノベーション住宅の選好要因に関する研究
O2Oビジネスの成功要因に関する研究
ワークスタイルに基づくワークプレイスづくりに関する研究
大学院進学のすすめ
大学院は不要? と思っている方も多いと思います。しかし、この価値観は世界中で日本だけです。海外では修士、博士を取得した人材が大勢います。韓国では博士号を取得していないと経営層にはなれないそうです。今、日本は低学歴社会と言われ、学卒人数は多いのですが、修士、博士は圧倒的に少数となっています。これまでは会社が教育してくれたのですが、今からの社会では大学で世の中に通用する武器(知識や専門性)が求められています。事実、有名企業や成長企業で働いている人は、修士以上の学位が必須となっています。学卒で就職するのは長い目で見れば不利なのです。是非大学院へ進学して、学卒では見えない風景をみてください。
大学院の学費減免制度
本学部卒院生:3年生後期までの成績で1位は全額学費免除、つまり無料で修士学位が取得できます。また上位10位ぐらいまでは半額免除で2年間で約100万円で修士学位が取得できます。また、席次1/2以上の方は5月にあるA日程を受験すれば、面接だけで大学院への進学が可能です。
社会人大学院:2年以上の就業経験があれば、社会人受験枠が適用されます。修士課程であれば半額免除となり、2年間合計で約100万円で修士学位が取得できます。また、博士課程では9割減免となり、3年間合計で約30万円で博士号が取得できます。これは他大学にはない制度ですので、この機会を十分に活用してください。
研究員(ポスドク):Ph.Dや博士号を取得した方は、研究員としての採用が可能です。1~2年の任期付きとなりますが、論文本数など、アカデミックレコードを蓄積されたい方やアカデミックな分野への転身を考えている方が多く応募されています。
Graduate School for Business experience : If you have more than 2 years of business experience, the entrance exam for business experience will be applied. If you have a master's degree, you will be exempted from half the price, and you can get a master's degree for a total of about 10,000 USD for two years. In addition, the doctoral program is exempted by 90%, and you can get a doctoral degree for a total of about 3,000 USD for three years. This is a system that other universities do not have, so please take full advantage of this opportunity.
Researcher (postdoctoral fellow): Those who have obtained Ph.D. can be hired as a researcher. The term of office is one to two years, but many people who want to accumulate academic records such as the number of academic papers or who are thinking of changing to an academic field are applying.
オープンラボ開催中(例年12月)Opening labratory for students
例年、12月になるとオープンラボを実施しています。特にこれから研究室の配属を考える2年生向けとなります。毎週木曜の4,5限目のプロジェクト演習に参加してもらっています。研究室でやっている先輩の研究内容や雰囲気を掴むいい機会で、先輩からのいろいろなアドバイスを受けるいい機会でもあります。特に予約は必要ありません。場所は毎年変わるので、メールで私までご連絡いただければ教室をお知らせします。途中参加や退場も自由です。是非参加してみてください。他に研究室にはない独自のスタイルや社会の実像を踏まえた面白い研究がきっと見つかるはずです。
研究室の価値観 Princpal value of our labratory
都市ビジネスに関わる全領域を研究対象としている。そのため、どんな研究テーマも許容しているが、日本の企業や社会がこれから直面する少子高齢化社会、デジタル革命、人口減少といった長期トレンドを見越した実践的な研究を志向する。例えば、理想的な都市や社会の在り方を研究するのではない。そのようなことは既に分かり切っていることであり、問題は実社会や企業において、その目標に向かってなかなかうまく進めない現実に目をむけることである。そこには様々な社会問題や人的関係、業界構造などが深く関わっており、これを理解した上で研究を進めないと社会に出てから苦労することになる。よって、社会に出て役立つ知識の獲得や研究がしたいと思う学生は大歓迎である。
研究の進め方 How to proceed our studies
3年生の間は、研究テーマを探しつつ、自分のキャリアを磨くことに注力する。ここで努力したものは就職で優位となる。4-6月までは輪講にて都市ビジネスのスキルを養成する。また、指導教官は渋谷QWSの発起人でもあるため、渋谷スクランブルスクエア15Fの絶景フロアにてプロジェクト演習を行う。渋谷QWS:https://shibuya-qws.com/
海外インターシップについては、ほぼ全員が参加しており、本研究室の特別枠として、株式会社野村総合研究所(NRI)の海外拠点(ソウル、上海、台湾、シンガポール、インド、フィリピン、タイ、モスクワ、ロンドン、ニューヨーク等)に優秀な学生のみ行くことができる。NRIのインターンシップや就職は人気が高く、東大・京大の就職人気ランキングでトップであり、コンサルティング業界の登竜門といわれている。そのようななかで、NRIのOBである宇都正哲教授が率いる研究室の学生は非常に恵まれた環境と経験を得ることができるのが本研究室のアドバンテージでもある。
また、資格取得についてもプロジェクト演習のなかで、指導および演習問題を行っている。宅建、証券アナリストなどが在学中にとれる有望資格であり、特に宅建は毎年1名は合格者を輩出し続けている。
4年生になると、卒業研究を中心に指導を行う。毎年11月に開催される不動産学会の全国大会で優秀な学生は発表することになる。また、成果を出してくれた学生については、研究に係る費用はすべて研究室の経費として支援しているため、研究費の心配は不要です。
主な就職先 Recruit information
都市ビスネスに関係する投資銀行、不動産、プロパティマネジメント、コンサルティングファーム、ハウスメーカ、金融、サービス業、公務員など多岐にわたる。一例を挙げると以下のような企業・機関がある。
モルガン・スタンレー証券(東大・京大就職人気ランキング14位)、三井住友銀行、パナソニック、生命保険会社、金融保証会社、野村不動産、三菱地所プロパティマネジメント、三井不動産レジデンシャル、住友林業、セキスイ、東急系列各社、地方公務員、地方銀行など
※指導教官の幅広い企業ネットワークや就活指導によって、優秀な学生は、モルガンスタンレー証券など東大・京大等しかほとんど入れない企業にも就職している。これは本学内でもトップクラスの就職実績と言っていい。ただし、本人の努力と前向きな姿勢、研究への熱意などが必須条件である。
教授の横顔と思い
趣味は、将棋、日本酒(獺祭が特に)、羊羹(虎屋が特に)、宴会・・・など。将棋は現在は初段でクロノさんのYou Tubeで勉強しています。目標は三段。あと軽く数学を五十の手習いで一から復習中、素数に興味あり。鈴木貫太郎さんのYou Tubeで勉強しています。目標は数検1級。
社会常識を守り、前向きな学生には、大きなキャリアアップ機会と卒研を高いレベルに引き上げる丁寧な指導、社会人経験を生かした実践的な就活のアドバイス、有名企業や他大学とのコラボレーションの機会など、皆さんの大学院進学や就職活動を有利に展開できるよう豊富な成長機会を提供しています。その証左として、これまでの諸先輩は。難易度の高い企業への就職実績、海外インターンや資格取得、学会での論文発表といった生涯履歴書に書ける形あるキャリアを獲得しています。これは将来、昇進時や万が一の転職の際に大変有利に働きます。社会人になって本業をやりつつ資格取得等のキャリアを積むことは夜や休暇をすべてキャリアアップのために使うこととなり想像以上に大変です。努力するなら在学中がベストです。それを掴むかどうかは学生の皆さんの日頃からの心がけ次第です。この心がけがある学生には最大限の支援と温かなエールを送っています。日本の次世代を支える人材になって欲しいと本当に心から思っています。これが学生に対する私の思いです。
クローズアップ現代(NHK)は2回ほど生放送出演
海外インターンで野村総合研究所ソウルにて、不動産学会発表にて、渋谷QWSにて、東大・大牟田市・沖電気・テルモ・日本政策投資銀行・帝京大学との共同研究の代表を務める、伊藤まい子さん、石原良純さんと共演