桂川自然観察会
Post date: Oct 17, 2010 12:14:37 PM
今日は、河川レンジャー田子稔さんが毎年3回、されている「桂川自然観察会」に参加しました。
秋の桂川は、花や鳥たちでにぎわっています。
もちろん、河川の公園では野球の練習をする少年や絵を描く人たちも。
松尾橋で集合し、嵐山方面に向かって、桂川をゆっくりと歩いて、花や鳥たちを探しました。
「クズ」の葉が木を覆い尽くしてモニュメントのようになっていたり、「モズ」の声があちこちでしたり、
「センダングサ」の実でブローチにしてもらったり、楽しいひと時でした。
「ママコノシリヌグイ」という変わった名ですが、金平糖のようなかわいい花が一面に咲き乱れ、「サクラタデ」や「イシミカワ」のような他ではあまり見られない美しい花も見られました。
少し林のようになったところでは、真っ白なボールのようなきのこ「オニフスベ」や、枯れてはいるけれど毒のある「オオシロカラカサタケ」が生えていました。
嵐山の方では、「エゾビタキ」が、みんなに挨拶しているように、近くで見られました。
この鳥は、旅鳥ですが、今年はあちこちで見られるそうです。
地味な鳥ですが、目が大きくてとってもかわいいです。
近くで、枯れた木の枝から「ヒイロタケ」というきのこが生えていました。
オレンジ色のきのこで、「こういった菌類が、折れた枝などを土へ還しているんですよ。」ということでした。
いつも、色々勉強になる観察会です。