帯広畜産大学
昆虫生態学研究室
昆虫の多様な行動・カタチ・色の意義を理解する
Topics
2022年4月12日 ワラジムシ論文のプレスリリースを行いました.
2022年4月4日 岡田琴音さんが卒業論文で取り組んだワラジムシの交替性転向反応に関する研究論文が公開されました.
Okada, K., Kumano, N. Reproduction-related interactions and loads induce continuous turn alternation leading to linearity in a terrestrial isopod. Sci Nat 109, 23 (2022). https://doi.org/10.1007/s00114-022-01795-9
2022年4月 サイトのレイアウトを変更しました.
2022年3月 昨年度まで携わった,農研機構の「農業における花粉媒介昆虫等の積極的利活用技術の開発」プロジェクト研究で作成した「花粉媒介昆虫調査マニュアル(増補改訂版)」が公開され,プレスリリース(農研機構サイトにリンク)されました.リンク先からマニュアルのPDF版がDLできます.
研究概要
昆虫生態学研究室では,昆虫の多様な行動,形,色彩の適応的意義の解明に取り組んでいます.
現在進めている研究テーマ(順不同)
昆虫の共生細菌の配偶行動における機能(イモゾウムシ)
昆虫の近親交配回避(イモゾウムシ)
昆虫の色彩を生み出す構造色多型の進化(アリモドキゾウムシ,オオセンチコガネ)
交替性転向反応を利用した連続的意思決定機構(ワラジムシ)
昆虫の武器形質の可塑性(カブトムシ,ツノコガネ)
バッタの配偶行動と種分化機構(サッポロフキバッタ)
マルハナバチの訪花行動(セイヨウオオマルハナバチ,エゾオオマルハナバチ)
昆虫の社会行動の進化(オオセンチコガネ,アリ類)