和銅元年(708)9月28日条に越後国のより北方に突出したところに出羽郡を置く。「続日本紀」
和銅5年(712)9月23日条に出羽国を置くとある。「続日本記」
和銅5年(712)10月1日条に「陸奥国最上・置賜二郡を割きて出羽国として隷せしむ」と見え、ここに山形県の全域が出羽国として成立する。 この年から数えて平成24年(2012)は1300年となる。
仁和3年(887)「国府在出羽郡井口地」「三代実録」 酒田市本楯にある「城輪柵跡」がこれにあたるとされる。
仁和3年(887)5月20日条 「遷建最上郡大山郷保士野」 国府を庄内地方出羽郡から最上郡へ遷移。