KSP465th

近畿大学の村山綾と申します。このたび、2019年4月開催のKSPにて発表の機会をいただきました。前回の2012年の発表から7年も経ったようです。近畿大学は最寄りの駅から少し歩く必要があり、乗り換え回数も多くなりがちでやや不便なため、今回は、関西学院大学大阪梅田キャンパスにて発表をさせていただくことになりました。多くの方にご参加いただけるのを楽しみにしています。また、研究会後は、大阪駅/梅田駅周辺で懇親会を予定しています。

【日時】2019年4月20日(土)14:30-16:30

【場所】関西学院大学大阪梅田キャンパス K.G.ハブスクエア大阪 10階 1004

【アクセス】阪急「梅田駅」 茶屋町口改札口より 北へ徒歩5分。JR「大阪駅」御堂筋出口から徒歩10分、地下鉄御堂筋線「梅田駅」から徒歩7分、「中津駅」から徒歩4分。

【題目】公正推論を促進させる諸要因

【発表者】村山綾(近畿大学国際学部)

【概要】

人は、公正な世界の存在を求めるがゆえに、たまたま不運な目にあった人物に対して時に非合理的な推論(例:「普段の行いが悪いからそのような不運に見舞われるのだ」、「いつかきっと不運は清算されて幸せを手にするに違いない」など)をする。このような公正推論を促進させる要因について、発表者はこれまでに継続して研究を進めてきた。本発表では、促進要因として欧米で顕著に関連が見られる(1)宗教性や信仰の有無、(2)自分の遠い将来を想像させるプライミング、が日本人を対象とした場合にも見られるのかを検討した研究や、(3)推論を行う側の世代、(4)時間認識に関する個人差の効果などに注目した研究を紹介する。人が過去・現在・未来をどのように自分自身や他者に起こる出来事と関連させ、心理的な安寧を手にしようとするのか、研究結果の紹介を通して議論を行いたい。

【懇親会】研究会終了後、17時過ぎから梅田周辺で懇親会を行います。参加いただける方は、恐れ入りますが4月13日(土)までに、村山(murayama@intl.kindai.ac.jp)までご連絡ください。懇親会のみのご参加も歓迎いたします。

【問合わせ先】村山 綾 murayama@intl.kindai.ac.jp