公認会計士試験

公認会計士は、監査及び会計の専門家として、独立した立場において、財務書類その他の財務に関する情報の信頼性を確保することにより、会社等の公正な事業活動、投資者及び債権者の保護等を図り、もつて国民経済の健全な発展に寄与することを使命としています(『公認会計士法』第1条)。

公認会計士になるには、金融庁の公認会計士・監査審査会(CPAAOB)が実施する公認会計士試験に合格したうえで、 2年間の実務経験と実務補習を受け、日本公認会計士協会(JICPA)の修了考査に合格しなければなりません。

公認会計士試験は、短答式試験と論文式試験の2段階から構成されます。短答式試験は通常冬と春の2回の受験機会があり、どちらかに合格すれば、論文式試験に進むことができます。

※公認会計士試験の試験実施情報はこちら

公認会計士試験の試験科目は、次の通りです。

【短答式試験科目】

(必須科目4科目) 財務会計論、管理会計論、監査論、企業法

【論文式試験科目】

(必須科目4科目) 会計学(財務会計論と管理会計論)、監査論、企業法、租税法

(選択科目1科目) 経営学、経済学、民法、統計学

本ゼミナールでは、これらのうち最も配点が高い最重要科目である財務会計論をテーマとしており、公認会計士試験の受験も奨励しています。