声明文
安全保障関連法案に反対する関西大学教員有志の声明
わたしたち関西大学教員有志は、安全保障関連法案に反対し、その即時廃案を求めます。
この法案の眼目である集団的自衛権の行使容認について、世論は反対意見が多数を占めており、ほとんどの憲法学者や歴代の内閣法制局長官が違憲と判断し、首相みずから「国民の理解が進んでいない」(7月15日午前の衆院平和安全法制特別委員会)と認めています。にもかかわらず、この法案は今まさに法制化されようとしています。
政権は法案の必要性として「安全保障環境の変化」を挙げますが、費やされた言葉の量にもかかわらず説得力に欠けています。国民の多くは、国政の大転換を意味するこの法案が、憲法秩序と安全保障環境に照らして適切であるとは納得できず、その拙速かつ強引な手法に憤りを感じています。このような政治の進めかたは、憲法を骨抜きにしようとするものであり、護憲か改憲かといった問題以前の立憲主義にたいする挑戦と言わざるをえません。
法案の目標であるはずの平和は、日々の生活に根ざすのでなければ持続可能でないのは論をまちません。周辺諸国との関係にいたずらに懸念材料を増やす可能性の高いこの法案は、諸外国の人びととの文化的、経済的な交流にさえ水を差しかねません。近代日本の歩みが周辺諸国で起こした軋轢のことを考え合わせると、この法案は、率直に言って、日本社会に関わる多様な人びとの生活にとって迷惑の種にしかならないと憂慮します。
「正義を権力より護れ」を建学の精神とする関西大学に奉職するわたしたちは、上の事態に際して、まさしく正義を護るべく声を上げる責務を負うと考え、ここに意見表明します。
2015年8月3日
関西大学教員有志
呼びかけ人
(五十音順)
浅野宜之(政策創造学部教授)
伊藤光利(総合情報学部教授)
植村邦彦(経済学部教授)
宇城輝人(社会学部教授)
大久保朝憲(文学部教授)
樫原正澄(経済学部教授)
門林岳史(文学部准教授)
加納恵子(社会学部教授)
川口美貴(大学院法務研究科教授)
喜多千草(総合情報学部教授)
木下智史(大学院法務研究科教授)
小泉良幸(法学部教授)
小林剛 (文学部教授)
酒井千絵(社会学部准教授)
新谷英治(文学部教授)
杉本舞 (社会学部准教授)
高作正博(法学部教授)
多賀太 (文学部教授)
辰巳直彦(法学部教授)
鶴田廣巳(商学部教授)
徳永昌弘(商学部教授)
中河伸俊(総合情報学部教授)
中澤信彦(経済学部教授)
西村枝美(法学部教授)
橋本理 (社会学部教授)
長谷川伸(商学部准教授)
原田正俊(文学部教授)
堀潤之 (文学部教授)
松井修視(社会学部教授)
村田尚紀(法学部教授)
山崎直樹(外国語学部教授)
山ノ内裕子(文学部教授)
吉田栄司(法学部教授)
「安保関連法案に反対する関西大学教員有志の声明」に賛同いただける関大関係者の署名を募っております(終了しました)
職員、元教職員、非常勤教職員、学生、卒業生の方も、ぜひご賛同ください。
賛同人
守如子(社会学部准教授)
出口正子(卒業生)「国民の安全のため」なら憲法解釈を変えても良い、という主張は全く支持できません。政権は憲法を守るべきです。また、武力を武力をもって制することが、「国民の安全」につながるのかも甚だ疑問です。もっと、主権者である国民の声に耳を傾けてください。安保関連法案に反対している人は、この法案が何を意味しているのか十分理解しているからこそ、反対しています。
住友剛(京都精華大学教員 教育学)かつて関西大学の文学部(二部)で学び、その後、大学院文学研究科で修士課程・博士課程を過ごした者です。趣旨に賛同して、署名します。
堀詩織(政策創造学部生)
神山淳一(卒業生)
良永康平(経済学部教授 統計学)
浅野晃(総合情報学部)どうしてもこういう方策が必要なら憲法を改正してから。それができないのなら、憲法に沿ってことを進めるべきです。
松波めぐみ(社会学部非常勤講師)
小林史歩(学生)
金田佳大(学生 社会学)
古川誠(社会学部准教授 社会学)
倉橋耕平(社会学部非常勤講師 社会学)
中村広子(卒業生)
田中成実(卒業生 社会学)まだかなーと思っていましたが、見ぬふりするよりずっと大事なことです。賛同します。
北村諒(政策創造学部生)戦後の矛盾が生じ、その鬼子として現れてきた安倍政権・安保法案です。この法案を廃案にすることから、私たちがどのように生きていくのかを考える大きな動きを関西大学の中でも作っていきたいと思います。
川野英二(非常勤講師 社会学)
中川咲季(卒業生)
根岸周平(卒業生)
井口三保子(卒業生)賛同します!他にこういった声を挙げる場がなかったので、このような機会をいただけて本当に感謝です。全世界が武力を持たない、平和な世界になりますように。
坂下史子(文学部非常勤講師 アメリカ研究)
長田鮎光(卒業生 文学部)
中山心由(学生 社会学)
山内快斗(学生)宇城先生頑張ってください!
佐々木知彦(非常勤講師)
山守伸也(非常勤講師 社会学)
今北哲平(学生 臨床心理学)
濱田麻矢(神戸大学教員(元関大非常勤講師)中国現代文学)関大も声明を発表してくださって心強いです。この法案、必ず廃案にしましょう。
木村藍(26年度卒業生 社会学)
三好文(卒業生 アメリカ女性史)
黒瀬政男(社会学部非常勤講師 映像)
村上美穂(卒業生)
島村輝(支援賛同者 日本近現代文学)安全保障関連法案に反対するフェリス女学院大学教員有志の会からも、連帯を表明いたします。http://ferrisappeal.wix.com/appeal
齋藤直子(社会学部卒業生 社会学)
永井良和(社会学部教員 風俗研究)
塚本悠平(文学部 環境哲学)この意見に賛同し、署名させていただきます。私は今回の安保法制の件について、あまり詳しくありませんでした。しかし、NEWSやSNSを通じてこの法案がどれほど我々日本国民に害を為すかは言うまでもありません。我々の世代が戦争に参加する必要がない可能性はあります、しかし我々の子供たちが戦地に赴く可能性は充分にあります。安易に可決されてしまえば、後々必ず後悔をすることになります。小学校のころより平和教育を受け続けてきました、我々に「戦争はダメ!」といういい意味での固定概念を植え付けたのは他ならぬ日本政府です。その政府が再び戦争への道を作ろうとしています。我々は決してこのような身勝手な行為を許してはなりません。更に「国民の深い理解」が得られていないまま法案改正を強行している首相は、国民の権利を無視していることに他ならないのでは? 私はこの法案改正に断固反対です。
雪村まゆみ(社会学部 文化社会学)
山崎秀子(卒業生)
岡本朝也
上平真樹子 母校の先生方が声を上げられたことを知り嬉しく、誇らしく思います。「正義を権力より護れ」
竹下智 母がヒロシマで被爆後昨夏逝去、父は大連よりの引き揚げで、私の代においても先の戦争はまったく精算されておりません。微力ながら今こそが市民にとっての国難に、立ち向かわなくば、児島先生や建学に携わった先達の先生方が、お許しにならないでしょう。
枝廣智也
畑洸希
小倉瑶子
山崎晶
松川幸子
松下千夏
安田良平 賛同します。日本という国の根底を揺るがす憲法改正ですから。
高田浩行
高希麗
瀧本侑生(学生 社会学)
福岡昌章(卒業生)
石元清英(社会学部 部落問題論)
下野香菜(卒業生)
八子博行(卒業生)関大においても、このような反対声明の声が上がったことを誇りに思います。ご尽力頂いた先生方に敬意を表します。
林田新(非常勤講師)
荒谷綾(卒業生)
廣瀬幹好(商学部 経営学)
寺尾篤志(学生 社会学)簡単には変えられないルールがあるから私たちは安心して生活できます。国民の理解無しにそのルールを変えることがまかり通れば、日本にはますます疑心と裏切りが蔓延してしまいます。
緒方桂子(非常勤講師 法学)
岡田朋之(総合情報学部 メディア論)
新宅祐子(卒業生)
橋本紗希(卒業生)
濱田直弥(卒業生)
石崎正尊(総合情報学部総合情報学科卒業生)2005年に卒業した者です。芸術、教育など、あらゆる分野で権力の支配構造が構築されつつあると強く感じています。この安保関連法案、すべての項目は一つ一つ長く議論されるべきで、特に第四条に反対の意見を持っています。気づいた時には遅いと思いますので、声明を出させて頂きました。平和を愛し、重んじようとした時に、『左翼』という表現を使い、まるで非国民であるかのような風潮を生み出そうとする人々、そしてメディアの動きを全力で止めないといけません。そしてこれは個人的にはなりますが、東アジアの人達と歴史観を共有し、協力して明日を迎えていかないと日本の未来はありえません。
木本康代
山本貴大
【氏名等非公開の方】卒業生で、現在は公立中学で社会科を教えています。職務上政治的な発言は声を大にして言えませんが、この日本の状況に危機感を持ってます。このような形で反対に参加させてもらいありがとうございます。
小田信子(非常勤講師)
和佐周子(卒業生 文学部)賛同させて下さい。私は1人の息子を持つ親になりました。子供や孫の世代が戦争へ巻き込まれる現実味が増し、不安でたまりません。このような機会を頂きありがとうございます。
山本悠一(文学研究科)
高出喜弘(卒業生)
松下光範(教員 インタラクションデザイン)
和佐周子(卒業生)
村田麻里子(社会学部准教授)
辻エリカ
藤井あゆみ
桑田沙保里
髙岡俊彦(卒業生 文学部)
今野正規(法学部准教授)
大津留(北川)智恵子(法学部教授)
西原麻里(社会学部非常勤講師 メディア学)
鷹江甲史朗(学生 総合情報学部)
中山悠子(卒業生)
羽藤由美(支援賛同者 応用言語学)関大有志の会と同じ日に立ち上げた京都工芸繊維大学有志の会の呼びかけ人の一人です。廃案まで,ともにがんばりましょう!
八子洋史
上原健太郎
中邑光男(商学部 ビジネス英語、辞書学)大きな声で反対し、学生を守りましょう。
【氏名等非公開の方】大衆の無関心を利用しての法改正は本当に嫌です。多くの人に知ってもらいたく思っていますが、行動には起こせていません。このような運動が広がって、多くの人がこの件について知った上で賛成か反対かどうか、考えてほしいと思います。
【氏名等非公開の方】安保法案について、最初は深く考えずに、また日本政府は特定秘密保護法の時みたいに勝手に法制定するのか、勝手なことをしてるなあと諦め気味で見ていました。しかし、新聞やテレビで安保法案がたくさん取り上げられるようになり、このまま成立してしまえば、将来、私達の家族や、友達が危険な戦争に巻き込まれたりする可能性もあるのかと考えたら恐ろしいです。私達若者は日本政府の捨て駒ではありません。真剣に安保法案を止めなければいけません。SEALDsのような私と同じような学生達が行動を起こしているのに私は何もできなくてすごくもどかしかったです。どこかで声を挙げたかったので、こういった形で、安保法案反対の意思表示を行って、廃案への一歩に繋がれば光栄です。賛同させていただきます。
小池渺(経済学部 政治経済学・政治経済思想史)
上田一紀(社会学研究科)
蒲原秀彬(卒業生)
林勲(総合情報学部 脳知能情報学)
難波理美(文学部)
研谷紀夫(総合情報学部准教授)
赤木快(社会学部)
若森章孝(関西大学名誉教授 政治経済学)選挙で生まれた多数派が、アメリカの戦争に加担することを「国民を守る」と説明し、日米で戦争状態を作り出すことを「積極的平和主義」と言明して、つまり、「白を黒と言い張って」、憲法を破壊する法律を通そうとしています。戦争ができる国をつくることを「平和をつくる」という言葉で説明し、国民の多数が反対しているにもかかわらず、政府が安保法案を今国会で採決しようとしていることは許しがたい暴挙です。政府の答弁を応援するNHKのニュース報道(とくにニュースナイン)は公共放送というよりも、安保法案賛成キャンペーンになっていて、腹が立ちます。
岡本真由美(商学部 国際ビジネスコミュニケーション、英語教育)
西村弘(社会安全学部教授)
津屋宏樹(学生 社会学)
里見拓也
上田陽裕
木村三千雄(1973年卒業 法律)正々堂々と、改憲の手続きの空気が醸成されるまで待つべきでしょう。
【氏名等非公開の方】私も賛同します。「戦争」では、「悲しみ」しか生まないということを強く感じて欲しい。日本が平和主義国家であり、国民主権国家であり続けるためにも強くこの声明に賛同致します。
中川千恵子
永田憲史(法学部教授)
横田茂(関西大学名誉教授 財政学)「安全保障法案に反対する関西大学教員有志の声明」に賛同し、即時廃案を求める声が関大関係者に広がることを願います。
福田真理(95年卒業生 文学部哲学科)
橋本伸(卒業生)未来の世代のためにあのような法案は通してはいけません!
三浦陽(卒業生 英会話講師)やっと出していただけて嬉しく思います。立憲主義を守るためにみんなで声を上げていきましょう。
角伸明 立憲主義、主権在民、基本的人権を否定するこの法案を議会に提出すること自体が、正気の沙汰ではありません。私達が日々行なっている教育の成果をまったく無意味にしてしまう法案です。この法案が通れば、戦場で非業の死を遂げる者が、私達の学生たちの中から出てくることになるでしょう。
金沢治美(1981年商学部卒業生)このような声明が出されたこと、本当にうれしいです。関大校友に広まることを期待します。
唐澤平吉(1972年文学部教育学科卒業)故鈴木祥蔵先生の教え子として賛同いたします。
西澤希久男(政策創造学部教授 法学)
福田政志(英文83年卒業)法律学科を基礎とした自由建学の精神を学歌にも高らかに歌っている母校有志のかたが、今回の民主主義国家の根幹に関わる問題に対して意見表明されたことに同調します。
伊藤英子
木村光豪(法学研究科博士後期課程)
城野公美子(卒業生 文学部)正義を権力より護れ という建学の精神は私にとって糧となるものとなっています。今回の政府の行っていることには、不信と不安を抱かずにはいられません。関大の声明に強く賛同します。
野崎(関西大学元非常勤講師 フランス文学)
福盛田美里(社会学部 卒業生)
川原在博(卒業生 法学部政治学科卒)やっと立ち上がって頂けましたか。法学の関大としての存在感を発揮してください。卒業生として応援します。
倉悠史(卒業生)違憲であり、日本防衛と無関係な他の国の間の戦争に参加する道を開くこの法案は廃案にしなければなりません。母校でも声を上げる方々がいることをうれしく思います。
朝山司朗(工学部電気工学科卒)日本を戦争ができる国にしてはいけません。今の自民党・公明党は、何かに取り憑かれたように国民の声も耳に入らずひたすら戦争法案成立のために暴走しています。これを止めるには、国民の力で退陣させるしかありません。みなさんどんな形でも声あげましょう。
井上彩子(文学部史学地理学科卒業 日本近現代史)学生時代、今は亡き小山仁示先生から4年間、戦争の歴史を学びました。近代史を学んだ者として、また創立者児島惟謙の立憲精神に育てられた関大卒業生の1人として、安保関連法案に反対します。皆で力を合わせて闘いましょう。
武部好伸(社会学部非常勤講師) ややこしく、かつきな臭くなってきています。国民の多くが反対している法案を通すわけにはいきません。歯止めが必要です。
西翼(経済学部 97年卒業)この国はどこに向かっているのでしょうか。この法案に賛成している人もいるのは承知していますが、反対している人の声が大きいのも事実です。その反対の声に耳を傾けずに法案成立に突っ走っている政権に不安を感じている人は声を上げている人以上に多いでしょう。母校の先生方がこのように声をあげていただけることに謝意を表し、私もその意見に賛同させていただきます。
大野順子(文学研究科卒業生)
【氏名等非公開の方】少しでも反対の声が届けばと思いこちらに署名させていただきます
出水正一(非常勤講師)時の政府によって、憲法解釈が都合のいいようにされとなると、立憲主義は崩れ、権力の暴走を止めることが難しくなってしまいます。そんな未来を子どもたちや若い人たちに手渡したくありません。
松村敦史(卒業生)このような声明が母校より発せられることに敬意を表します。ご尽力いただいた諸先生方に感謝申し上げます。人間が群れをなした、同じ群れと思い込んでいる国家というものは、私たち個人や各コミュニティに対し、全体のためという圧力で時に凶暴に牙を剥きます。誰かの犠牲の上にある全体の幸せなんか幸せじゃない。憲法を骨抜きにし、国と個人の関係を覆す安保関連法案に強く反対します。
工藤亮
川崎ちぐさ(卒業生 近現代史)大阪大空襲の研究に人生を捧げられた歴史家、故・小山仁示先生のゼミで学びました。ゼミの卒業文集には、「先生への感謝の気持ちは、自分の生きる姿勢で示していきます。」と、書きました。四半世紀たった今も、その気持ちは変わりません。関西大学教員有志の皆様のこの声明に、心から賛同します。
木津田秀雄(卒業生 1級建築士)
間森誉司(68史学科卒業生:2部 大学非常勤:社会科教育)立憲主義を否定し、日本を再び戦争をする国にしようとする「戦争法案」に断固として反対します。
仲岡しゅん(卒業生 司法修習生)安全保障の名を借りた戦争準備に断固として反対する。
綿谷緑(学生 社会学部心理学)感動しました!このような活動に参加させて頂けて、とても嬉しいです。私はこの法案をニュースで見て、政府の動向に不信感を抱いてはいましたが、何をすればよいのか分からず、今まで傍観していることしか出来なかったので。。自分が関西大学の学生であることを誇りに思います。国に訴える機会を設けて下さった教職員の皆様に、感謝いたします。
山田肇 我ら牢に満つるとも、若者を侵略の戦場に送るな!
岸田若菜
【氏名等非公開の方】会合があれば連絡いただきたいです。
渡邊太(社会学部卒業生 社会学)安全保障関連法案に反対します。平和のために。
塚田泰久(卒業生)
宮下和秀(卒業生)
西口正史(卒業生)『戦争をはじめるための選挙も、住民投票ない。戦争はある朝、はじまっているものだから、そのための法律が出来る前に止めないといけない。湯気を出して怒れ』とは、先日、話を聞いた戦争体験者の訴え。ぼくらはいま民主主義を、そして憲法を学びなおしている過程にある。さぁ、しっかり怒ろう、しっかり叫ぼう。
佐藤晃司(法学部卒業生)
椎口育郎(非常勤講師)
李信恵
倉本智明(社会学部非常勤講師 障害学・社会学)
下橋邦彦(元関西大学教員 教職課程諸科目担当)関大教員有志の呼びかけの趣旨に賛同いたします。5年前に教員は年齢で退職しましたが、関西大学の多くの卒業生と現役の折には接し、卒業後も連絡をとっている方もあります。教員になられた方は、なかなか意思表明がしにくい現場の状況があると思いますが、ご自分の教育活動を通じて可能なやり方で今回の「法案」の危険性を語ってほしいと思っています。
久保宏之(法務研究科教授)
平野恵司(卒業生)国を守ることを口実に国民を守らない今の政府、経済界(エスタブリッシュメント)のありかたは己らの利益のみを追求し、民主主義を逸脱しています。
【氏名等非公開の方】声明発表、敬意を、表します。関係者の運動を、支持します。
片岡法子(卒業生 日本近現代史)
岡村ビクトル勇(非常勤講師 文学)切れ目のないな安全保障体制を目指すならば、政府が暴走する可能性も考慮すべきです。「総合的に判断する」という政府の言葉を鵜呑みにして、政府の行動を規制する具体的な文言のない法案を成立させてしまうこと、「外敵」よりもこの法案こそが、日本の存立危機事態を引き起こすと考えます。
金谷千慧子(非常勤講師(1985~2012年)女性学、労働法、ジェンダー社会学)戦争法案廃案、アベ政権打倒まで、できることすべてをやるときだと考えます。
米光祥子(旧姓荒瀬)(卒業生)
西村成弘(商学部 経営史)
豊川多恵子(卒業生 学校教育)反対とさえ、口にできなくなる恐ろしい社会が、出来上がりつつあります。今のうちに止めないと、止める手立てを全て奪われる前に止めないと、ファシズムが確実に支配してきます。
山下望
小西浩嗣(人間健康学部 非常勤講師)
岩見和彦(元社会学部教員)
【氏名等非公開の方】声明に感謝し、賛同いたします。武力をかさに着た「積極的平和主義」なんて欺瞞です。本当の平和と文系が迫害されないことを望みます。学士入学で天六学舎に通いました。もう一つの母校もいつ立ち上がってくれるのかと待っている状態です。
上田陽裕
藤岡亜美
【氏名等非公開の方】安全保障関連法案に断固反対します。憲法学者の憲法違反宣告を踏みつぶしてまで成立に躍起の安倍政権はファシズムであり、反知性的です。この法案を通せば、憲法で保障された「第23条・学問の自由」が脅かされます。安倍政権や政権党の自民党は、徴兵制も視野に入れており、学生が戦地に赴いた七十数年前の「学徒出陣」が再現される危険性をも感じます。関西大学は、建学の精神として「正義を権力から護れ」を掲げています。その精神を関大の全卒業生で、建学の精神と共に教員有志声明をご一緒に高く掲げて、戦争反対の声を上げましょう!主権者国民の力を、安倍政権に見せつけましょう!
田中美里 必ず廃案にしましょう。
宮本茂(法学部卒業生・在校生保護者 自治体労働組合総連合社会福祉部会長)なかなか母校の名前がサイトに出てこず、在校生の息子とともに心配していましたが、安心しました。私も、息子も個々に国会前に自主参加してきましたが、全国どこでも、地元できちんと運動することが重要です。少なくとも大学で法律を学んだ者にとって、安倍内閣の立憲主義軽視は我慢できません。この法案は必ず廃案にしましょう。
野口宏(元総合情報学部教授 情報学)呼びかけ人に元職場の総合情報学部の知人を発見して、嬉しくなりました。
清井和典(卒業生)
松本宏(法学部法律学科1978年卒業生)
堀居亜紀
米谷仁志(非常勤講師)これまで外国で銃をうたなかったことこそ、われわれは誇りとすべきだと考えます。
高槻昇(商学部卒業生 IT技術者)
【氏名等非公開の方】国民と日本国憲法を蔑ろにする安倍政権のやり方に断固反対します。至宝ともいうべき日本国憲法が眼前で陵辱されるのは、我慢がなりません。
上田恵 1995年2部文学部の入学者です。現在九州で、地方公務員として、地域の子供たちに歴史と文化を伝える仕事についております。平和学習にも微々たる貢献が出来れば、と思っていたところのこの暴挙に、いろいろな意味で憤りを感じています。卒業生として、微力ながら賛同させて頂きます。
園田寿(元関西大学法学部教授、現甲南大学法科大学院教授、現関西大学大学院非常勤講師 刑事法)
【氏名等非公開の方】卒業生です。私は幼少の頃、父から毎日のように空襲の体験談を聞かされながら育ちました。私の伯母に当たる人物(父の姉)は、18歳で空襲の犠牲になりました。日本を戦争に巻き込む安保法制の改悪には絶対に反対します。憲政史上に汚点を残す安倍政権の暴走に断固としてストップをかけましょう!!
杉本秀男(卒業生(昭和47年))
大矢茂士(法学部)
孝忠延夫(関西大学名誉教授)
守谷賢輔(関西大学大学院卒業 憲法学)
坂本憲治(卒業生 建築・都市計画・NPO)国民主権・平和主義の理念は直接私と関わりの無いあまたの市民が意識/無意識に関わらず、70年にわたり大切に育んできたのだと気づきました。この国の現在の姿は私たちがつくりあげてきたものだと思います。これまで私はそのような実感をもつことがありませんでした。集団的自衛権の行使容認は、プロセスも含め、このような営みを破壊するもので、決して許されるものではないと思います。
服部聡志(文学研究科 歴史)戦争に参加できる仕組みをつくることを絶対に認めてはいけません。
大平正則(卒業生)海外で戦争することのできる国にする、戦争法案に反対します。憲法第9条をいかした国をつくろう。
田中伸一(法学部昭和41年度卒 元高等学校教諭 政経)母校の先生方・関係者の方々が立ちあがっておられること、本当に嬉しく誇りに思っております。本学の誇り、児島惟謙・建学の精神を私も忘れず、今の地で廃案まで頑張る所存です!ご一緒に頑張れることが支えになります!有り難うございます!
山田英樹(卒業生)83年経済学部入学の卒業生です。現在は医療福祉生活協同組合で勤務しています。“正義ヲ権力ヨリ護レ”の母校の精神は戦争政策推進者を許すことはできません。多くの関大生、卒業生、関大関係者が声をあげ、自身のできることから行動することを願います。
松浦四朗(大学院生 中国文学)
籾木優一郎(社会学部学生)「安保関連法案に反対する関西大学教員有志の声明」に賛同します。戦後の補償問題や今の世界情勢の中での人道的な支援、戦争の惨禍を生んだ自国の残酷な歴史を平和な時代に繋いでいくこと。国が安全保障と謳いながら筆舌に尽くし難い殺戮行為に加担していくことに反対し、平和への地道な努力を続けていくことが最大の安全保障への一秒だと思います。
深尾洋三(法学研究科修士課程憲法学修了)「全世界の国民が」「有する」平和的生存権を実現、行使可能な権利にするために関大の叡智を発揮してください。応援しています。
松浦玲子(卒業生)
小野力(法学部卒業生)
広瀬義徳(文学部 教育制度学)声明に賛同します。
【氏名等非公開の方】先生方の行動により、関大の卒業生であることにより一層誇りがもてました。
中西孝次
仲川勇二(総合情報学部 計算機科学)安保関連法案に反対します。世界で唯一の被爆国、平和憲法をもつ世界唯一の国、日本を守るためには日本独自の道があるはずです。
柿沼菜穂 絶対にこの法案は阻止しないといけない。何があってもこれ以上、人を殺す戦争に加担するような事があってはならない。過去の戦争の過ちを繰り返してはならない。戦争法案絶対反対‼️賛成している政治家たち、国民の声を聞いて下さい‼️
島井伸仁(卒業生)憲法をないがしろにする政府を認めることはできない。これは私たちが負うべき次世代への義務でもある。
小林希望
坂部雅俊(卒業生 工学部電子工学科)「安保関連法案に反対する関西大学教員有志の声明」に賛同します。
坂部佳子(卒業生の配偶者)卑怯な手段で強行採決した安倍政権を絶対に許しません!安倍総理の退陣と、法案に賛成した議員の次回選挙における落選を強く希望します!
堀内香(文学部卒業生)このような強行採決は決して認められません。今まで守ってきた、日本の平和が脅かされる危機であると思います。
瀬野純三(法学部卒業生)そもそも違憲状態の選挙で選ばれいる両院が明らかに違憲の法案を可決する事は到底是認されるものではない。
富田英典(社会学部)
吉田洋介(関西大学文学部卒業)有志の声明に賛同します。安保法案は憲法違反です。安保法案の強行採決は日本の民主主義を破壊する暴挙です。許すことはできません。
品川優人(関西大学大学院総合情報学研究科 政治学、観光政策)恥ずかしながら、この声明を9月末になって初めて知りました(それも指導教授が呼び掛け人だというのに)。法案は成立してしまいましたが、成立して終わりではない。そう考え、今更ではありますが、署名させていただきます。私自身は、護憲派ではありません。憲法に自衛隊の存在と専守防衛を明記すべきと考えています。しかし、その立場からしても、安保法制は容認できません。集団的自衛権の行使容認自体を支持していませんが、仮に集団的自衛権を行使するとしても、改憲プロセスを経るべきです。まして、改憲を訴えてきた首相が「裏口」で済ましてしまうことに憤りを感じます。
ケイン樹里安(卒業生 社会学)
さこ田恵里(2001年度社会学部卒)
芝池真里(学生 法学部)
南悟(非常勤講師)安倍自民党政権の無法を許すわけにはいきません。今こそ、真の平和と民主主義を作り上げるために頑張りたいです。
渡邊康(卒業生)
※このほか、氏名等の公開を希望されない賛同人30名