私たちの思い

私たちは、難しい分野といわれている「まちづくり」をテーマとしています。「まち」とは、産業、行政、公的あるいは民間団体などがそれぞれ単体で存在するのではなく、見えないつながりをもって構成されています。そして、そのベースは「まちの主役」である住民です。それらの「多様なつながり」があって初めて成り立つものです。

超少子超高齢社会の到来は、これまでの価値観を大きく変えうることでしょう。

また、若年層の都市部への流出に歯止めがかからない一方で、首都圏では人口過密が進み、その裏ではハイスピードで高齢化が進んでおり、国は「地方創生」の手段の一つとして都市から地方への人の流れを促すことで地方の衰退に歯止めをかけようとしています。

私たちのふるさと鴨川でも、首都圏からシニア層、シルバー層そして自然回帰、人間回帰を求める若い世代から住んでみたいと思われ、何よりもここに生まれ育った子どもたちが誇りに思い、残りたいまち、帰ってきたいまちでありたいと思います。

そして、私たちは未来のまちづくりのためには、これまでの行政依存スタイルから脱却し「住民の主体的参画」による「新しい公共」を構築し「選ばれるまちづくり」に挑戦して行こうと考え活動しています。