つれづれなるままに

photo by Yumiko Kikuchi

2017/1/28

「自分の書いた台詞に意味はない。意味を問う人の中に答えがある」

日韓ドラマリーディング『狂った劇』作者のチェ・チオン氏の言葉です。

「大事なのは答えではなく問いかけること」

まるで人生と同じですね、そんな話をしました。

と、軽く書いてますが泣きそうに感動しました。

2016/10/10

『おしばぁいおりん』

『Onphoon♪Ladies』

『音風女』

すべてに共通している私の想いがあります。

音がコトバが〜美しいたつまき〜となって舞い上がり、その場にいる皆の肌に心に響き続ける、まるで倍音のように。

だから

手の届く距離でお芝居を音楽を楽しんでほしい。

大劇場も中劇場も小劇場もcaféもBarもマンションのロビーも個人宅でも、はたまたテーマパークのストリート、スケートリンクでも(笑) おかげさまで色んな場所で演ってくる事が出来た。私の財産です。

装置も照明も音響もなく、小道具だって必要最小限。そこに『人』がいるだけで何かが生まれること。

飾り立てた豪華さやスケールの大きさと引き換えに、ただ『人』が浮かび上がってくること。

どうやら私は、それが好きでならないのです。

2016/10/02

またまた超久しぶりのひとりごとです。

今年になってから皆がよってたかって、あの手この手で私の夢を叶えてくれている。そんな気がしてならないのです。

私はただ 『あ!あれやりたい!』 『あ!こうしたい!』 と望むだけ。身体中で臨むだけ。

2014/10/22

ずいぶん久しぶりのひとりごと。

昨夜リーディングにいらしたお客様から頂いた言葉。

『声が記憶を呼び覚ます。文字では駄目なんです。記録は大事、でも、それを記憶として残すのは声なんです。だから「語り」は大事。もっと語って下さい。』

リーディングというものにずっと疑問を抱いていた私の心が、ふっと軽くなった言葉を頂いた。ありがたい。頑張ろう。

おしばぁいおりん7を終えて2012, 3,21 kahori

友人のtwitterに寄せられた嬉しい感想

~松田かほりさんと西谷国登さんの「お しばぁいおりん」観劇。普通のカフェ の中でのバイオリン、ピアノ、尺八、 二胡の演奏、そして芝居。日常にかな り近いところでやることが素敵。こう いう楽しげな事が日常に当たり前の事 になってほしいと観に来ている人達の 笑顔を見て生意気にも思う。素直に楽 しかった~

『こういう楽しげな事が日常に当たり前の事になってほしい』

そうなんです

本当に それを目指しているのです!

2012年のお楽しみ2012,1,1 kahori

☆もっと歌を歌う

☆本物のピアノをたくさん弾く

☆また蜷川さんと仕事する

☆『おしばぁいおりん』の年4回公演

☆映像の仕事もする

☆事務所に出逢う!

想いだけじゃあ始まらないけど2011,12,20 kahori

 今年の3月の震災のあと

偶然が重なり

Cafeでヴァイオリン奏者と共演することになった

「何が出来るのだろう」

そこから始まった『おしばぁいおりん』

役者なら誰でも考えたであろう

(もちろん役者じゃなくても誰もが考えたことだと思うが)

「舞台って何だろう」

「役者に出来ることってなんだろう」

舞台は通常

本番が一日でも一週間でも一ヶ月でも

約一ヶ月ほぼ毎日5~9時間くらい稽古をして

台本、演出、装置、照明、音響、衣装、小道具、制作

他、大勢の人々の力を結集してできあがる

なんとも贅沢な催しだ

そして最後に劇場を仕込んで

劇場まで お客様に足を運んで頂く

でも

あの震災のあと

たくさんの疑問とジレンマを感じた

すぐに駆けつけて

目の前の人を笑顔にできる

目の前の人に喜んでもらえる

「役者にできること」って何だろう?

自分に持てる衣装と小道具を持って

自分の身ひとつで

舞台と客席の境界線のない場所で

「お芝居」を楽しんでほしい

私は蜷川カンパニー出身だし

手間ヒマかかった大掛かりな舞台が大好きだし

今すぐにでも大舞台に立ちたいが

それとは別に

手の届く距離のお客様に

「お芝居」を知らないお客様に

大好きな音楽の力も合わせて

ほんのちょっぴり

ドキドキしたりウルッとしたりホッとしたり笑顔になってほしいのだ

台本を正しく演じるのではなくて

今この場所に必要な何かを演じたい

才能豊かな若きヴァイオリニストが

わがままな役者のニーズに気持ちよく応えてくれて

『おしばぁいおりん』が誕生した

ヴァイオリン一本持って

衣装小道具ひっさげて

どこにでも出前できる日を目指して・・・!

前進します。

めざせ!大道芸人!?

ちょっと違うか・・・