算数の授業の時にこんな解答に出会ったことがあります。
自転車を使った速さの問題でしたが
自転車、壊れてしまいます。。。
また、中3の冬期講習で来た女の子ですが、数学が苦手とのことで補習をしましたが、
分数の計算ができない
約分、通分の意味がごちゃごちゃという生徒に出会ったことがあります。
この2つの出来事は私にとってかなりのショックでした。
問題の背景にあること(自転車が4200キロで走るのは不可能)をちょっと考える癖がない生徒が多い。
算数は丁寧に教えないと、その子が後々困ってしまう。
このことがきっかけで小学校の勉強について深く考えさせられた記憶があります。
Leadを立ち上げるにあたって「小学校の勉強」は、生徒に考えさせる、本当の学力をつけさせることを基本方針にしようと思ったのはこの2つの衝撃からでした。
私の授業で一番生徒に多い発問が「なぜ」です。
生徒には理由を答えさせます。合っていればいいというスタンスはとりません。
国語も算数も英語も「なぜ」でいっぱいです。
そうして培った力が小学校で求められる「確かな学力」と高校受験時に求められる「記述力」につながっていきます。
国語
国語は学校の教科書に準拠いたしません。
学校の教科書準拠だと単に「知っている・知らない」という読解力とは関係のない知識のレベルでの話になってしまうからです。
教材は理科や社会に関連した知識を身に着けられる文章を使用します。
国語力を付けさせるために徹底するのが「文章の伝える内容を読み取る」ことと「問題が求めていることを正確に把握する」ことです。
また、書いて表現することも徹底していきます。作文の指導もいたします。
算数
小数・分数・割合・単位量当たり・速さなどの「根本を理解しておくと中学校の学習につながる」単元は、処理よりも理解に重点を置いて授業をします。
新指導要綱で中学校内容が入ってきた文字を使った式・図形などは中学校のゴールを見せながらの指導になります。
単に計算力をつけさせるのではなく、考えて問題に臨めるように力をつけていきます。
英語
英会話ではなく、文法に基づいて指導していきます。
基本は英語ノートをベースにしていきますが、小5から文法の基礎を固めていきます。
小6の冬休みまでに中学校2年生前半までの文法知識を入れていきます。
また、単語は小学校で扱うものにとどまらず、この地域の中学校教科書(total English)からの単語を使用します。
中学準備講座(冬期講習~3月まで)
小6の冬休みからは中学準備講座を行います。
中学校に行って「勉強が楽しい・わかる」と思えることが目標です。
国語は中学校で実際使用する教科書(光村図書)の予習になります。漢字も地域の中学校の漢字ワークからの出題になります。
英語は中学校教科書を使いながらの指導になります。前期期末テスト(9月)内容まで扱います。
数学は中学校定期テストが解けるレベルまで仕上げていきます。
■学習習慣をつける
Leadでは宿題カレンダーを導入します。
宿題を日割りでカレンダー形式で出すことで毎日習慣的に学習する「クセ」を身に着けさせます。
チェックはLeadとご家庭のダブルチェック。
徹底して習慣化します。
この習慣が、中学校入学後にものをいうことになります。