【開催終了】第20回 もてなし講座 「日本紅茶ってどんな紅茶?」 講演:根角 厚司 氏
「日本茶ってどんなお茶?」長い歴史の中で、日本の風土に適した栽培、加工技術が醸成され、日本特有の精神文化、食文化に深く影響を及ぼしてきたことから、国内には多様な茶が存在するにもかかわらず、すべて日本茶として語られます。
では、最近注目を集めている紅茶はどうでしょうか。日本紅茶ってどんなお茶?あなたなら、なんと答えますか?
■日 時:2025年(令和7年)3月1日(土) 13:00 ~ 15:50(12:30 受付開始)
■場 所:J.C.ビルディング B1F マリンルーム
東京都港区芝公園3-6-22(日比谷線「神谷町駅」徒歩6分)
■参加費:会員 2,000円 一般 3,000円
■プログラム
13 : 00 ~ 14 : 30 もてなし講座 講演
14 : 30 ~ 15 : 10 ティータイム
15 : 15 ~ 15 : 50 根角氏と大森理事長との対談
■申込期間:2025年1月6日(月)~2月25日(火)
※満席になりましたら、申し込みを早めに終了する場合があります。
また、直近の状況によってシンポジウムを変更・中止する可能性があります。その場合はHPやSNSでお知らせします。
■問合せ・申込先
現代喫茶人の会 事務局 E-mail:jtcnpo@gmail.com
【 ご来場の皆様へのお願い 】
※ 熱や咳などの自覚症状がある場合、体調がすぐれない場合は無理をなさらずご来場をお控えください。
1987年に農林水産省野菜・茶業試験場(元国立茶業試験場)に入り、2021年まで鹿児島県にある枕崎拠点と静岡県にある金谷拠点において茶の育種に携わった。
品種改良のコンセプトは、「多様な日本茶を世界に発信する」で、これまでに、さえみどり、べにふうき、そうふう、サンルージュ、せいめい、MK5601など高品質な緑茶用品種だけでなく、機能性成分高含有品種、半発酵茶用品種、赤い新芽の品種など多様な品種開発に関わった。2023年から国立研究開発法人農研機構本部で「みどりの食料システム戦略」、「スマート農業」の推進業務に携わっている。
関わった育成品種(17品種)
さえみどり、べにふうき、はるみどり、そうふう、きよか、サンルージュ、しゅんたろう、なんめい、さえあかり、せいめい、かなえまる、MK5601、りんめい、中間母本農3号、4号、5号、6号
【2024年度 もてなし講座】 「ティーセットの成り立ちをひもとく ― ヨーロッパのやきものの歴史から ―」
講演:松村 真希子 氏(陶磁史研究家)
松村真希子氏
松村氏と大森理事長との対談
マイセンの食器
■場 所:J.C.ビルディング B1F マリンルーム(東京都港区芝公園3-6-22)
◆ 講師プロフィール ◆
松村 真希子(まつむら まきこ) 氏
陶磁史研究家、1952年生、東洋陶磁学会所属。
慶応義塾大学文学部美学美術史科卒、慶応義塾大学文学修士修了。
マイセン陶磁器をはじめとする西洋陶磁器や近世の日本陶磁器を研究。
「エルミタージュのマイセン」展(1997)、「薩摩焼」展(セーブル美術館、パリ2007)、
「マイセン西洋磁器の誕生」展(2010-11)などを監修・企画している。
【2023年度 もてなし講座】 「茶の湯」のなりたち ― 「書院台子の茶」・「わび茶」を問い直す ―
講演:橋本 素子 氏
橋本素子氏
橋本氏と大森理事長との対談
会場内の様子
■日 時:2023年3月4日(土) 13:00 ~ 15:20(12:30 受付開始)
■場 所:J.C.ビルディング B1F マリンルーム(東京都港区芝公園3-6-22)
◆ 講師プロフィール ◆
橋本 素子(はしもと もとこ)氏
日本女子大学文学部卒業。奈良女子大学大学院文学研究科修了。現在京都芸術大学非常勤講師。
日本中世史研究者。約20年前に、新しい研究分野「日本喫茶文化史」を提唱。
主な著書に『日本茶の歴史』(淡交社 2016年)『中世の喫茶文化 ー 儀式の茶から「茶の湯」へ ー』(吉川弘文館 2018年)
2022年11月には新刊 橋本素子・三笠景子編著『茶の湯の歴史を問い直す 創られた伝説(ストーリー)から真実(ヒストリー)へ』を筑摩書房より出版。
【2022年度 もてなし講座】 「茶との出会い ― アバタも笑窪 ―」
講演:大森 正司 氏
大森正司氏
大森氏と川谷副理事長との対談
花束の贈呈
■日 時:2022年3月5日(土) 13:00 ~ 15:20(12:30 受付開始)
■場 所:J.C.ビルディング B1F マリンルーム(東京都港区芝公園3-6-22)
大森 正司(おおもり まさし)氏
大妻女子大学 名誉教授。
1970年 東京農業大学大学院・農芸化学専攻博士課程修了。大妻女子大学講師、助教授を経て教授。
現在、大妻女子大学「お茶大学」校長。2021年 瑞宝小綬賞(教育研究功労)を受賞。
主な著書に「お茶で若く美しくなる(読売新聞社)」「緑茶・紅茶が命を守る(愛育社)」「茶の化学(朝倉書店)」
「成人病に効く お茶料理(第一出版)」「日本の後発酵茶(さんえい出版)」「お茶の本(BABジャパン)」
「お茶大研究(PHP)」「おいしいお茶の教科書(PHP)」「お茶の科学(講談社)など約70冊。
研究分野 … 茶をはじめとした伝統発酵食品の科学と効能研究 / 伝統発酵食品に関する科学と文化の研究