第19回ディペンダブルシステムワークショップ
(DSW 2021)
お知らせ
発表賞を掲載いたしました!(2021/12/30)
DSW2021は無事終了しました。みなさまご参加ありがとうございました!
参加者によるアンケートにより、発表賞は以下の方々に決定いたしました。
最優秀論文発表賞: 周 正書 (名古屋大学)
MaaSの高信頼化を目的としたレジリエンスエンジニアリング手法
最優秀インタラクティブ発表賞: 菅文人(公立はこだて未来大学)
クラウドロボティクスにおける異種デバイス間タスクマイグレーション機構の検討
概要
日程: 2021年12月16日 (木)・17日 (金)
会場: オンライン
主要日程
論文発表申込み締切
2021 年 12 月 8 日(水)
2021 年 11 月 24 日(水)2021 年 11 月17日(水)
インタラクティブ発表申込み締切
2021 年 12 月 8 日(水)
2021 年 11 月 24 日(水)2021 年 11 月17日(水)
論文投稿締切
2021 年 12 月 10 日(金)
2021 年 12月3日(金)
参加申込み締切
2021 年 12 月 17 日(金)
2021 年 12 月 10 日(金)
招待講演
小林 良岳 氏 (株式会社東芝)
「共創・協働の力で持続可能な社会を支えるCivil Infrastructure Platformとは?」
高井 利憲 氏 (株式会社チェンジビジョン)
「社会生活に密接に関わるSystem of Systems開発のためのDigital Twin+ACアプローチ (仮)」
土肥 正 氏 (広島大学)
「ソフトウェア老化と若化についてのよもやま話」
プログラム
12/16(木)
12:30 Zoom開場
12:55 開会
13:00-14:00 招待講演(1)
「ソフトウェア老化と若化についてのよもやま話」 土肥 正 (広島大学)
14:00-15:00 招待講演(2)
「共創・協働の力で持続可能な社会を支えるCivil Infrastructure Platformとは?」 小林 良岳 (株式会社東芝)
15:00-15:30 休憩
15:30-16:00 論文発表(1)
「一般車両システムへのACCシステム追加におけるSTAMP/STPA適用の試み」
林 啓弘 (アンリツ株式会社), 吉田 貴信 (株式会社豆蔵), 井上 樹 (株式会社豆蔵), 内田 功志 (一般社団法人システムズエンジニアリング研究会)
16:00-16:30 休憩およびGather会場への移動
16:30-17:30 インタラクティブ発表
「大規模データセットの効率的かつディペンダブルな作成・管理・利用に向けて」 前田 俊行 (千葉工業大学 STAIR)
「Nバージョン機械学習モデルによるシステム高信頼化のための入力データ多様化」 高橋満帆(筑波大学), 町田文雄 (筑波大学)
「クラウドロボティクスにおける異種デバイス間タスクマイグレーション機構の検討」 菅文人(公立はこだて未来大学), 松原克弥(公立はこだて未来大学)
「広域分散したIoTデバイス群を対象としたP2P型ネットブート機構の検討」 森川太斗(公立はこだて未来大学), 松原克弥(公立はこだて未来大学)
18:30-20:30 オンライン懇親会@Gather
12/17(金)
9:45 Zoom開場
10:00-11:00 招待講演(3)
「社会生活に密接に関わるSystem of Systems開発のためのDigital Twin+ACアプローチ (仮)」 高井 利憲 (株式会社チェンジビジョン)
11:00-12:00 論文発表(2)
「MaaSの高信頼化を目的としたレジリエンスエンジニアリング手法」 周 正書 (名古屋大学), 松原 豊 (名古屋大学), 高田 広章 (名古屋大学)
「画像処理タスクのオフローディングによるドローンシステムのソフトウェア延命」 渡邉 賢吾 (筑波大学), 町田文雄(筑波大学)
12:00 閉会
発表募集
ディペンダブルシステムワークショップは、ディペンダビリティに関する理論や実装を研究している学生・研究者・技術者が一堂に会し、所属組織を超えた交流を通してディペンダビリティ研究を促進・振興し、もって情報システム、ひいては社会システムのディペンダビリティ向上に貢献することを目指しています。
ディペンダビリティ研究と一口に言っても(下記にも示す通り)非常に多岐に渡る分野に専門化・細分化しており、ややもすると専門分野の殻に引き籠もりがちになりますが、年に一度くらいは他分野の人々と交流・議論することで、自らの研究の意義を再確認し、また新たな着想を持つことは、個々の研究者のみならず、ディペンダビリティ研究全体にとっても非常に有意義であると考えています。
今回のディペンダブルシステムワークショップ(DSW 2021)では、ディペンダビリティ研究をテーマとした論文発表やインタラクティブ発表を募集します。発表の内容についてはディペンダビリティ研究に関するものであれば何でも歓迎ですが、特に萌芽的な研究の報告を歓迎します(もちろん完成した研究の報告でも全く問題ありません)。具体的には例えば以下のようなテーマが考えられますが、これらに限定することなく広く発表を募ります。
ディペンダビリティの考え方
安全性、レジリエンス、オープンシステムディペンダビリティ、etc.
ディペンダビリティの規格・認証
機能安全、etc.
ディペンダビリティの方法論
開発方法論、テスト・品質保証、モニタリング、数理的検証手法・形式的検証手法、プログラム解析、ソフトウェア若化、プログラム合成、etc.
ディペンダビリティと各種システム
システムソフトウェア(オペレーティングシステム・仮想マシンモニタ)、AI システム、クラウドコンピューティング、ネットワークシステム、組込みシステム、データベース、etc.
ディペンダビリティの事例研究
発表の形態
【論文発表】
研究論文を投稿し、その内容についてオンライン登壇発表を行います。論文のページ数の制限は特になく、ショートペーパーでもフルペーパーでも歓迎します。査読はありませんが、研究会の主査・幹事が特に優れていると判断した論文は、ワークショップ終了後に「コンピュータソフトウェア」誌のDSW 2021 推薦論文としての投稿が可能となる予定です。推薦論文は研究会幹事による迅速な査読プロセスを特長とします。発表形態は Zoom を用いたスライド発表で、発表時間は質疑を含めて 30 分の予定です。
【インタラクティブ発表】
Gather を用いて、発表者と参加者がオンラインでインタラクティブに議論する場を作る予定です。発表者ごとにブースを用意しますので、スライド、ポスター、デモなど自由に準備して下さい。発表時間は 1 時間の予定です。
※ 発表の申込があれば受理してご発表いただくことを原則といたしますが、テーマに沿わないものはお断りする場合がございます。また、申込件数が多数に及ぶ場合は発表をお断りせざるを得ない場合もあることをあらかじめご了承ください。
発表賞
ワークショップでの論文発表・インタラクティブ発表の中から最優秀論文発表賞・最優秀インタラクティブ発表賞を参加者の投票で決定し、後日発表・表彰を行います。
発表申込み・参加申込み・論文投稿について
論文発表・インタラクティブ発表・発表なしの参加、いずれの場合も下記 connpass のページより申込みをお願いいたします。
論文は電子メールにて提出してください。著者・タイトル・概要を本文に記載いただき、論文本体 (PDF 形式でお願いいたします) を添付し kinoshita-shuji_at_aiit.ac.jp までお送りください。
※ ご提出いただいた論文等はパスワードをかけて公開いたします。パスワードはワークショップ参加者にお伝えいたします。
参加費
一般
日本ソフトウェア科学会会員: 1,000 円
非会員: 2,000 円
学生
無料
運営体制
主査
前田 俊行 (千葉工業大学 STAIR)
幹事
木下 修司 (東京都立産業技術大学院大学)、阿部 洋丈 (筑波大学)、石井 大輔 (北陸先端科学技術大学院大学)、大場 勝 (日産自動車)、松野 裕 (日本大学)、松原 克弥 (公立はこだて未来大学)
問合せ先
木下 修司 (kinoshita-shuji_at_aiit.ac.jp)