DSW-FMAP 2024
第22回ディペンダブルシステムワークショップ
第1回 FMAP シンポジウム
お知らせ
DSW-FMAP 2024 は無事終了しました。ありがとうございました。(2024-11-14)
プログラムを掲載しました!(2024-11-08)
各種締切を延長しました!(2024-10-18)
ホームページを開設しました!(2024-08-28)
概要
今年度はディペンダブルシステム研究会とCREST FMAP プロジェクトが合同でイベントを開催します。
また、29th IEEE Pacific Rim International Symposium on Dependable Computing (PRDC) の併設開催になります。
日程: 2024年11月12日 (火)・13日 (水)
会場: グランキューブ大阪 (大阪府立国際会議場) 1008室 およびオンライン
主催: 日本ソフトウェア科学会 ディペンダブルシステム研究会、CREST FMAP プロジェクト
主要日程
論文発表申込み締切
2024年 10月18日 (金) 11月7日 (木)
インタラクティブ発表申込み締切
2024年 11月1日 (金) 11月7日 (木)
論文投稿締切
2024年 10月25日 (金) 11月7日 (木)
参加申込み締切
2024年 11月11日 (月)
招待講演
石川 裕 氏 (国立情報学研究所) 「令和な時代の理論・システムソフトウェア・ハードウェアによる協働研究」
土屋 友幸 氏 (株式会社ティアフォー) 「継続的なオープンシステムのディペンダビリティ論証に向けて」
プログラム (仮)
11月12日 (火)
12:30 (開場)
13:00 開会
13:05-14:05 招待講演 (1)
石川 裕 氏 (国立情報学研究所) 「令和な時代の理論・システムソフトウェア・ハードウェアによる協働研究」
14:20-15:50 FMAPセッション (1)
青木 利晃 (北陸先端大) 「次世代車載基盤システムのための形式手法と検証ツールの創出」
冨田 尭 (北陸先端大) 「自動運転制御系に対するテスト自動生成及び統計的検証」
高橋 和子 (関西学院大学) 「動画データにおける危険運転判定手法の提案」
16:00-17:00 インタラクティブ発表
岡本 隼一 (産総研) 「ランタイム検証を用いた監査証跡確認のデモンストレーション」
木下 修司 (東京都立産業技術大学院大学) 「東京都地域防災計画データベースの開発」
11月13日 (水)
11:00 (開場)
11:30-12:30 招待講演 (2)
土屋 友幸 氏 (株式会社ティアフォー) 「継続的なオープンシステムのディペンダビリティ論証に向けて」
12:30-13:00 論文発表
鳥谷部 航、松野 裕 (日本大学) 「自動運転における相互作用に対するシナリオ安全分析のための拡張STAMP/STPA手法の提案」
13:00-14:30 (昼休憩)
14:30-15:30 FMAPセッション (2)
LIN, Pengfei (北陸先端大) "A Rule-Compliance Path Planner for Lane-Merge Scenarios Based on Responsibility-Sensitive Safety"
石井 大輔 (北陸先端大) 「車載制御システムの仕様記述と検証」
15:30 閉会
DSW-FMAP について
ディペンダブルシステムワークショップは、ディペンダビリティに関する理論や実装を研究している学生・研究者・技術者が一堂に会し、所属組織を超えた交流を通してディペンダビリティ研究を促進・振興し、もって情報システム、ひいては社会システムのディペンダビリティ向上に貢献することを目指しています。
システムのディペンダビリティは、システムライフサイクルすべてに関わります。そのため、システム開発運用に関わるすべての研究分野がスコープに入ります。本ワークショップでは多様な分野の参加者が交流・議論することで、自らの研究の意義を再確認し、また新たな着想を持つことによりディペンダビリティ研究の促進を目指します。
今回のディペンダブルシステムワークショップでは、ディペンダビリティ研究をテーマとした論文発表やインタラクティブ発表を募集します。発表の内容についてはディペンダビリティ研究に関するものであれば何でも歓迎ですが、特に萌芽的な研究の報告を歓迎します (もちろん完成した研究の報告でも全く問題ありません)。具体的には例えば以下のようなテーマが考えられますが、これらに限定することなく広く発表を募ります。
ディペンダビリティの考え方
安全性、レジリエンス、オープンシステムディペンダビリティ、etc.
ディペンダビリティの規格・認証
機能安全、規格適合、アシュアランスケース、etc.
ディペンダビリティの方法論
開発方法論、テスト・品質保証、システムモデリング、モニタリング、安全性分析、数理的検証手法・形式的検証手法、プログラム解析、ソフトウェア若化、プログラム合成、フォールトトレランス、etc.
ディペンダビリティと各種システム
システムソフトウェア (オペレーティングシステム・仮想マシンモニタ)、AI システム、クラウドコンピューティング、ネットワークシステム、組込みシステム、データベース、etc.
ディペンダビリティの事例研究
FMAPプロジェクト
現在、近未来における自動運転の実現という目標が全世界的な関心事となっており、次世代の車載基盤システムが劇的に大規模化、複雑化することは明白である。次世代車載基盤システムは、AI を活用し、画像処理、センシング技術、制御理論と組み合わせて実現される。一方、 そのようなシステムの信頼性・安全性を検証する手法は確立していない。そこで、科学技術振興機構 (JST) の戦略的創造研究推進事業 (CREST) の課題「次世代車載基盤システムのための形式手法と検証ツールの創出 (略称: FMAP)」では、次世代車載基盤システムの信頼性と安全性を形式手法により保証する手法及びツールを提案する。従来の車載システムとは異なり、膨大・多様なデータの取り扱い、認識・認知・判断における不確実性の取扱及びその制御への影響解析等の困難さがある。 本研究では、これらを形式手法により科学的に解決する。本研究の成果により、自動運転を支える基盤の安全性と信頼性が飛躍的に向上し、安全安心なモビリティ社会の実現が期待される。
FMAPプロジェクトウェブサイト: https://www.jaist.ac.jp/project/crest_fmap/
発表募集
発表の形態
【論文発表】(現地およびオンライン)
研究論文を投稿し、その内容について登壇発表を行います。論文のページ数の制限は特になく、ショートペーパーでもフルペーパーでも歓迎します。査読はありませんが、研究会の主査・幹事が特に優れていると判断した論文は、ワークショップ終了後に「コンピュータソフトウェア」誌のDSW推薦論文としての投稿が可能となる予定です。推薦論文は研究会幹事による迅速な査読プロセスを特長とします。発表時間は質疑を含めて 30 分の予定です。
【インタラクティブ発表】(現地のみ、オンラインなし)
発表者と参加者がインタラクティブに議論する場を提供します。発表者ごとにブースを用意しますので、スライド、ポスター、デモなど自由に準備して下さい。発表時間は 1 時間の予定です。
※ 発表の申込があれば受理してご発表いただくことを原則といたしますが、テーマに沿わないものはお断りする場合がございます。また、申込件数が多数に及ぶ場合は発表をお断りせざるを得ない場合もあることをあらかじめご了承ください。
推薦論文
コンピュータソフトウェア誌への推薦論文を実施する予定です。
発表賞
ワークショップでの論文発表・インタラクティブ発表の中から最優秀論文発表賞・最優秀インタラクティブ発表賞を参加者の投票で決定し、後日発表・表彰を行います.
発表申込み・参加申込み・論文投稿について
論文発表・インタラクティブ発表・発表なしの参加、いずれの場合も インターネットより申込みをお願いいたします。以下よりお申込みください。
論文は電子メールにて提出してください。著者・タイトル・概要を本文に記載いただき、論文本体 (PDF 形式でお願いいたします) を添付し dsksh_at_jaist.ac.jp までお送りください。
※ ご提出いただいた論文等はパスワードをかけて公開いたします。パスワードはワークショップ参加者にお伝えいたします。
参加費
学生 無料
一般会員 現地参加 8000円 オンライン参加 1000円
一般非会員 現地参加 10000円 オンライン参加 2000円
※ 支払いは本イベントと PRDC とで個別におこなってください。
運営体制
ディペンダブルシステム研究会
主査:前田 俊行 (千葉工業大学 STAIR)
幹事:石井 大輔 (北陸先端科学技術大学院大学)、大場 勝 (アドバンテスト)、松野 裕 (日本大学)、木下 修司 (東京都立産業技術大学院大学)、松原 克弥 (公立はこだて未来大学)
FMAP プロジェクト
研究代表者:青木 利晃 (北陸先端科学技術大学院大学)
主たる共同研究者:石井 大輔 (北陸先端科学技術大学院大学)、冨田 尭 (北陸先端科学技術大学院大学)