011 上ガスの季節変動とその原因
今朝の花見川の上ガスはこの春で一番の勢いでした。
水面が盛り上がり、波紋が川面一杯に拡がっている場所が幾つかありました。
20140429早朝の上ガス
弁天橋下流
日に日に上ガスが盛んになっているような印象を受けます。
20140429早朝の上ガス
弁天橋下(上流)の水面です。遠方に勝田川合流部が見えます。
上ガスを発見して丁度1年経ち、今日の観察で季節変動の存在を疑問の余地なく確認しました。
同時に、上ガス季節変動の原因が地下水位変動にあること(という仮説)に気がつきました。
ガスを含む地層を流れる地下水の水位が春から夏にかけて高く、晩秋から冬にかけて低く、その変動が花見川上ガスの盛衰として表現されているのだと思います。(2014.05.08間違っていますので削除します)
地下水の水位が春の田植えの時期に取水井付近で低下し、それを補うために周辺の地下水が取水井付近に流れ込む現象が起きるのだと思います。つまり、地下水流動が活性化するのだと思います。流動化する地下水の中にガスを含んだ地層水が含まれているため、春から夏にかけて上ガス現象も活性化するのだと思います。(2014.05.08追記しました。)
今後上ガス現象と地下水位変動との関係を詳しく調べてみたいと思います。
また、そもそもどの地層にガスが含まれているのか、調べたいと思います。
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横戸緑地のコナラの花(花序)が地上に落ちて絨毯のようになっていました。
地上を覆ったコナラの花
枝に残っているコナラの花
2014.04.29 ブログ「花見川流域を歩く」記事