道央支部では令和4年度にWeb研修会を二つ行っております。
一つ目は「自閉症のある方のひきこもり・不登校への対応について~北海道大学との調査から」と題し札幌市自閉症発達障がい支援センター所長 西尾大輔氏(現・厚生労働省 発達障害対策専門官)を講師にお迎えしました。もともとは令和3年度に行う予定であった企画を5月にずらし開催させていただいています。
内容としては「発達障がいを持つ方の引きこもり前駆状態になる時期とリスク要因の調査(2020)」からの解説と支援のポイント、後半は不登校支援の現状と予防のポイント、不登校のタイプ別アプローチ方法、支援を5段階に分けそれぞれのステップの解説でお話をいただいております。
期間中のYouTube再生回数数は336回でした。イベント告知サイトを利用し広く全国一般にお知らせする形を取りましたので遠くは徳島県など各地よりご参加いただきました。必要な方に広く見ていただけるのはWeb開催ならではと思います。
二つ目は「児童相談所を知る~養育環境等に課題を抱える子ども達の支援のために」と題し北海道中央児童相談所相談支援係長 黒沢聡氏を講師にお迎えしました。
重要な連携先のひとつである児童相談所について、「虐待対応をお願いするところ」「療育手帳の判定をするところ」というイメージ以外具体的な機能に関してなかなか知る機会が無いことや連携の上手くいかなさを感じていることが多く見られることから児童相談所の組織や業務の説明を前半にいただいております。後半は連携に関する具体的な質問を会員のみなさまと道央圏の特別支援学校に募り、一問一答形式で丁寧にお答えいただきました。
我々学校教育に携わる立場の者が児童相談所について正しく理解していなかったことを痛感したとともに、児童相談所の職員も特別支援教育に関しての情報が無いことが解り、今後の連携にとって良い機会になる内容でした。
期間中の再生回数は176回でした。職場単位での研修会に動画を利用していただくことも多く、回数以上の視聴人数にご利用いただけたものと思います。
(文責:道央支部事務局 青木一真)