【どんなコンテンツがありますか?】
HANDSではFD(Faculty Development)の各分野における知識やスキルを学習します。
FDの膨大な分野(下記参照)をカバーすることはできませんが、その中でも特に重要な部分を扱います。
主に教育に関わるスキルと組織運営に関わるスキルが主な内容になります。
【FDの分類】
● Family Medicine誌の分類 (1997) (Blandの分類を元にしている)
1) Clinical Teaching improvement
- Teaching & Learning(T&L)
- Assessment(A)
- Curriculum Development(CD))
2) Acquiring Professional Academic Skills
3) Developing Research Skills
4) Leadership and Organizational Skills
5) Managing and Communicating Information
【FDとは?】
●岡田唯男Drの定義(2005)
○組織の視点から
教育機関において、組織全体およびその構成員が、臨床・教育・研究を効果的に行うことでその組織価値を高めるために必要な能力を学び、高め、維持していくための組織的および個人的な活動
○個人の視点から
所属する組織の価値観、方向性を踏まえた上でその組織内における自らの価値を高め、かつ自己実現を行うことで自らも組織も利する(win-win)結果を得るための自己能力獲得、向上のための活動
※FD=スタッフ育成活動である
企業にとっての幹部育成のための活動、社員教育活動、社員の定着成長を促す組織風土づくりにあたる
教育的スキルでは日常の現場で遭遇する様々な教育機会(HOME)で AWAY(コース参加日)やその前後で学習した内容を活かします。
教授デザインのモデルや、その他の教育に関するモデルを学習します。
●模擬ティーチング
学習は座学とは限りません。 対象に合わせて、適した方略を選び、最適な学習デザインを設計できることが大切です。チームでの学びや振り返りによって学習が促進されることを感じるでしょう。
●交渉術
実際の仕事の現場では、専門科としての知識・技術のみならず、
教育したり、組織を運営するために色々なタスクを誰しもこなしています。
組織運営に関する種々のスキルを学習し、業務の中で活かしていくこと、
それもこの北信越HANDSの目指していることに含まれます。