使い方 4
「KML 検索」機能について説明します。
KML というのは簡単に言うと、緯度、経度などの位置情報を収録したファイルです。
ネットで検索すると、駐車場とか、お遍路の札所とか、いろんなお店だとかの情報を収めた KML ファイルを見つけることができると思います。
もちろん自分で作成することもできます。
我々旅人には、Webサイト「はちの巣」様が配布されている KML ファイルが非常に有用だと思います。
以下のページの「GPS端末」のところです。
「はちの巣」 様 Web サイト ヘルプページ
日本全国のキャンプ場、ゲストハウス、ライダーハウスなどの情報がたくさんたくさんつまった大変ありがたい KML ファイルです。
私も旅をする時には必ず端末にこれを入れて、参考にしまくっております。
で、この「KML 検索」というのは、任意の KML (KMZ) ファイルから、ある範囲に含まれるものだけを抜き出してリスト表示するという機能です。
ただ実のところ、MAPS.ME 、OruxMaps はじめ、たいていのマップアプリは、アプリ自身が KML に対応しているので、なにもリストになんか出さなくたって地図上で直に見ればいいようになっています。
なので、この機能あんまり有用ではないかもしれません。 (´_`;)
ただ GoogleMaps はなぜだか、KML に対応していないので、この場合は役立つことがあるかもしれません。
使い方です。
まず KML (KMZ) ファイルを用意します。任意のファイルマネージャーアプリからこれをタップし、「ツーリング地図早見」を選択することで使えるようになります。
また、本アプリは、上に紹介した「はちの巣」様の KML ファイルをダウンロードする機能を備えています。
KML 検索の画面で、メニューから [ 「はちの巣」からダウンロード] をタップするとダウンロードすることができます。
まずメイン画面で、検索する範囲を選択します
下の図では、[関東甲信越 2015版] の 58 ページ、白馬が選択された状態です。
[KML 検索] をタップします
アプリに登録されている KML ファイルの一覧が表示されます。
この中から検索対象とするものを選択します。
上の図では、ライダーハウスと無料キャンプ場が選択されています。
よさそうなライダーハウスが近くにあればそこに宿泊、なければ適当なキャンプ場で一晩過ごそう、という気持ちなのでしょう。
[検索] をタップします
検索結果が表示されます
ライダーハウス2件、キャンプ場3件がヒットしました。
これらをタップすることで、そこの地図が表示されます。
長押しすると詳細 (KML ファイルに情報が含まれていればですが) が表示されます
下の [範囲拡大] ボタンをタップすると検索範囲を広げて (8方向に1ページ分) 検索しなおします。
ここで表示した地図も履歴に反映されますので、メイン画面から [履歴] 機能を使って再表示させることができます。
説明は以上です