九年母とは
九年母とは
和歌山で現在も産出されるいわゆる温州蜜柑も元をたどれば「九年母温州蜜柑」に行きつくようです。
和歌山は様々な柑橘類を育てた国であります。八世紀(奈良時代)初めには唐の国からコウジ(柑子)(続日本紀)、鎌倉・室町時代に入るとクネンボ(九年母)、小ミカン、キンカン等が和歌山に入ってきたと言います。
現在、和歌山県海南市下津町橘本の熊野街道沿いにある 橘本神社は、外来のそれらの柑橘を接ぎ木した「橘」の木が植えられて,その後の蜜柑王国和歌山の発祥地として、また、ひいてはお菓子の神様として知る人ぞ知る神社であります。
橘本(きつもと)神社の詳細はこちら(サイトを離れます)
温州蜜柑の花