投稿日: 2018/12/02 0:25:17
十一月の本部吟行は小春日和の中、姫路・大塩ののじぎくの里一帯を吟行いたしました。大塩駅からはちょっとしたハイキング。野路菊も地元の人たちに守られ手入れされて、それはもうきれいに咲き満ちておりました。一行の中には馬坂峠まで行った者もおられました。
その昔、道真公がお掛けになって海を眺めたという座石があり、この地の歴史を物語っておりました。そして眼下に広がる播磨灘。かつて塩田が広がっていた辺りには、太陽光パネルがずらりと設置されておりました。浜子たちが裸で汗を流して塩を造っていた塩田も、今は新エネルギーの供給地に。星移り、時は流れ・・・その変遷に一同感慨深く、しばしその景を眺めておられました。高台のなぞへには皇帝ダリアが貴婦人のように咲き誇っておりました。佳句の数々は九年母一月号にてご覧下さい。