投稿日: 2018/03/21 11:43:59
三月の本部吟行は宝塚・中山寺へ。
仁王さまと大草鞋を横目に見つつ、山門を潜ると黄の帯が眼に飛び込んできました。山茱萸の花です。加えて山茱萸に寄り添うようにヒュウガミズキの黄も。参道をゆく人は足を止め、しばしそれらの競演を見入っておりました。この日は春らしい暖かな陽気となり、ハイキング姿の一行も多くリュックを背負った軽快ないで立ち。みんな颯爽と磴を登って行くのかと思いきや、中高年ハイカーたちは何とエスカレーターの方へ。これにはちょっと驚き。我々は一歩一歩春の磴を登って参詣いたしました。さらに上の梅園も、紅白に咲き揃ってちょうど見頃でした。鶯の声も聞こえてきて、みんな思い思いに寺苑の春を楽しみました。佳句の数々は九年母誌にてご覧下さい。