七五三詣は、神様に日頃の子供の御加護にお礼申し上げ、今後とも立派に無事成育するようにと神社におまいりする平安時代からの神事でございます。

ご先祖様も、この日は自分の家系を引き継ぐお子様を天からご覧になりましてさぞかしお喜びのことと思います。

昔から人はせいを受けた後、三歳ごろに祖先霊を授かり、それが一生の守護神にもなるといい云われています。

女子は三歳、七歳とも七五三詣を行いますが、男子は五歳だけという方を多く見受けます。

しかし、祖先霊が固定する三歳にこそ詣でてほしいのです。

五霊神社では、良い祖先霊に守られるよう、神札作成に七日間に亘る特別祈願を施した守護神符を祈願者全員に用意し、御祈願申し上げております。

この七五三・初宮祈願は家族全員と天国に住むご先祖様が祝って成り立ち、過去から未来に橋渡しする家族単位の継承をつなげる祝い事なのでございます。遠からず貴方様もいつか祖先の一員となるのです。

この為、大切なお子様を二十人三十人とまとめて祈願する大集団祈願や、お子様とご家族が離れ、お子様だけが大集団でご本殿にあがる祈願も致しておりません。

貴方様の御血縁が未来永劫に続くよう祈願する大切なお子様の神事でございます。大人の都合だけで考えず、お子様のペースに合わせ、お時間に余裕をもってご参拝ください。お待ちしております。