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研究内容

計算機シミュレーションや地震波観測データの解析による

マントルや核の構造や運動の研究

研究対象

地球の深部にはマントルと呼ばれる岩石の層があり、さらにその内側には核と呼ばれる融けた鉄の層があります。マントルや核では流動が起きています。マントルの流動はマントル対流と呼ばれ、地球の表面付近のプレート運動やそれに伴う地震の発生とも関連しています。また核内部の金属鉄の流動は、ダイナモと呼ばれるメカニズムによって地球の磁場を作り出しています。マントル対流やダイナモを調べる事によって、45億年前に形成されてから地球がどの様な変遷を経て現在の姿になったのかについて知る事ができます。

研究手法

当研究分野は、マントルや核の構造や運動を、計算機シミュレーションや地震波観測データの解析によって調べています。図は核内部の金属鉄の運動と磁力線の様子を示したものの一部です。

図:核内部の金属鉄の運動と磁力線の様子

※以下、当研究室の紹介パネル