投稿日: Oct 11, 2010 9:2:14 PM
<10月2日(土)>
朝8時出発 バスにていざブリュッセルへ。
夕方17時半到着 車中ではトルシエジャパンのDVDで士気を高める
観光後、20時今回のメイン、三辰にてチラシ寿司をたべる。(最高!!)
この時点ですでにブリュッセルに来てよかったという満足ムード。
ちらし寿司に間に合わず残念がる西本さんを交え、
夜12時まで、ホテルのバーで飲み、戦術について語る。
<10月3日(日)>
添付はホテルでの朝食風景。仲良くみんなで。
7チーム総当たり戦 20分一本にて順位を決める大会。
快晴で20度近くあり、最高のサッカー日和。
芝は人工芝でコートは少し狭い感じ。
会場へのバス車内で見たガンバ大阪のDVDに影響されて
攻撃サッカーをめざすことにし、4-3-3のシステムを採用。
*主なポジション
FW タイキ タカドーナ ヤスチンコ
(アオキ) (ノボッチ)
MF アイバ オカモト コンドウ
(タレ)
DF ズム オクヤ フランク ダン
(ニシモト) (シンジョー)
GK ノボッチ
(アイバ)
■1試合目 vs プラハアマテラス
気合の入った初戦、ウォームアップコーチおかちゃんの指導もあり、
スタートからよく走り試合を優位に進める。最初の決定機、スルーパスからヤスチンコのシュートは左に外れる。
次は右から回り込んでフリーでうけたヤスチンコのシュートは右に外れる。
いい形はつくるもののなかなか点の取れない状況。一方、相手は大型FWにロングボールをあててくるが、
中2以来のGKノボッチから叱咤の激が飛び、通天閣ディフェンスががんばる。
初出場のズムも腰の低いサードの構えで抜かせない。
膠着状態を断ち切ったのはキャプテンアイバ。おかちゃんの落としを右足一閃、30mの弾丸シュートが左隅に決まる。
その後、ノボッチのファインセーブ、西本さん、弾さんの激しいディフェンスなどもあり、
虎の子の一点を守りきり、目標であった1勝を、1試合目で達成。1-0。
■2試合目 vs パリアストロズ
強いだろうとおもっていたパリ。ルーズなパリジャンは遅刻の為、8人しかいない。
3人も多いとさすがに余裕の試合運びとなるが、引いて守る相手のゴールは固い。
ライン裏にタイミングよく飛び出したタイキがシュート、GKにはじかれるものの、そのまま詰め込んで待望の先制点。
ちなみにブリュッセルに一緒に来たタイキお母さんは観光中で大事なゴールを見逃した。
欧州出張中の青木さんが加入し攻撃に厚みを加え、果敢に攻め立てるも8人相手に一点しか取れず、
でも何と、2連勝で午前の部をおえる。収穫はパリからかけつけ右サイドをしっかり守って
存在感を見せ付けたコウジーニョ新庄さんがパリアストロズと知り合いになった事。
今後の移籍交渉の進展はいかに。ちなみにパリは遅刻組みが到着してからはめちゃくちゃ強くなってたので、
非常にラッキーな勝利。1-0。
2連勝でむかえた昼食はおいしく、だれもが完食。ドイツJのときは残しまくりだったのに。
■3試合目 vs ブリュッセルJDB
強いことは知っていたが、やはりみなパワーがあり競り合いもつよい。
サード名手ズムをGKに擁し、守りを固める。しかし、サイドからのいい攻撃をくりかえし受け、
3塁線に抜けるあたりを横っ飛びするも手をかすめ、ゴールへ。
ディフェンスもラインが統率され裏へのボールへの対応も早く、なかなかゴールは遠い。
ノボッチ、タカドーナが抜け出すシーンもあったが、ゴールはならず。0-2。
試合が休みの間、おかちゃんがみごとなレフリーを披露。口うるさい選手にだまるように注意し、
後ろからの危ないチャージにイエローカードを提示。
■4試合目 vs デュセルドルフJFC
ドイツJカップを圧倒的な強さで優勝したデュッセJFCとの対戦。前回よりもドイツ人が増えた(5人くらい)反則じゃないらしい。
きっと日本人はソフトボール大会にとられたんだろう。そしてデュッセへのリベンジに燃えるノボッチは
相手ゴールライン付近で競り合い、コンクリートに倒され負傷する。
試合はやはり技術に勝るデュッセが支配。弾さん、西本さん、おくちゃん、フランク、ズム、コウジーニョ、
そしてGKヤスチンコが必死になって守る。ヤスチンコがスーパーセーブ連発。
3点分は防ぐも、ついにセンタリングをニアであわせられて先制点、試合終了間際にも
こぼれ球をロングシュート決められて完敗。0-2。
2連勝のあと、2連敗といまいち悪いムード。
■5試合目 vs アムステルダムやたがらす
5戦目となり相手も疲労が見えるが、アムスも強いチーム。
マネージャーがすっかり板についてきたマキちゃんを中心に円陣で気合を入れる。
足がつりそうなキャプテンがGKにつき、後ろからチームメイトに的確な?指示を入れる。
五分五分の流れで試合がすすむ。今大会フル出場のおかちゃん、おくちゃん、フランクの3人を
中心に鉄壁の守備を見せる。相手FWとの一対一に勝ち、さけぶフランク。そして、ついに神がほほえんだ、
エリア内でタイキが倒されPK。前回のドイツJカップでも同じ状況で確実にPKをきめたヤスチンコがキッカー。
固唾をのむ観客。相手キーパーは貫禄十分のおじさん。審判の笛がなった3秒後、
ガッツポーズはアムス。レーパーバーンは天を仰ぐ。インステップで思い切り蹴ったボールは
思い切りゴール上に飛んで行ってしまった。。。。これで勢いに乗ったアムスも果敢に攻め立て、
DFを振り切り、ついにGKと一対一、緊張するGK。しかしシュート体勢に入ったとたん転んだ。
PKかとおもったが、ただ足がつって転んだだけだった。危ないところを助かった。
その後も攻められるが弾さんのはげしいチェックもあり、無失点でしのぎ、
終了のホイッスル。競合相手に勝ち点1をもぎとる。0-0。
2連敗のあと、なんとか引き分けで、明るいムードへ。
■6試合目 vs モスクワドバイ混合チーム
迎えた最終戦。最後勝ちに行く布陣ということで、変わらず3トップをひく。
最後の円陣はマネージャーまきちゃん、ようこさん、タイキママが中心となり、
あずきも一緒にジャンプ。カルロスの遺した円陣ジャンプはいつまで続くか。
この試合も、GKが気に入ったキャプテンはそのまま後ろから声出しに専念し、
少しでもサボろうとする選手に喝がはいる。
相変わらずDFは安定していてことごとく相手攻撃をはねかえす。
最終戦ともなるとすっかり4バックのラインがそろってきて、いい感じ。
体がぼろぼろのタイキもよく走り、中盤に入ったタカドーナもうまくキープできる。
そして、時の人ヤスチンコが華麗な個人技で右サイドを抜け出し、
グランダーのピンポイントセンタリング、ここでDFの隙をぬって、飛び出してきたのは、、、、
唯一飛行機でブリュッセルにかけつけ、三辰で一人早くから飲んでいた近藤さん!!
右足インフロントで上手くあわせたボールはゴール右上に吸い込まれる。YAMAHAホットライン!
高校時代以来20数年ぶりの公式戦ゴールに大興奮の近藤さんのまわりにみんな集まってハイタッチ。
ヤスチンコのセンタリングも見事、借りを半分返した。その後も攻守にわたり激しくプレーし
チームを牽引する。その後、交代してはいったばかりなのにおかちゃんに強パスをうけ走らされた青木さんが
今度はおかちゃんに優しいパス。今まで献身的に働いてきたおかちゃん、最後に自我が出て
シュートに行くが右上に外れる。中でドフリーでまっていた3人はぶーたれる。
最後までゴール前まで走りぬきシュートを打ったタレさん。
相手の隙をついてあわよくばゴールというプレスをかけたタイキ、そして集中をきらさないDF陣。
全くセービングの機会が無い暇なGK。黄色い声援のマネージャー。
みな声を絶やさず、走りぬき、終了の笛。1-0。
3勝2敗1分けの勝ち点10。
ちらし寿司+1勝が目標だったのに、堂々の3位です。
賞品として欧和という地ビールを1ケースもらい、その場で乾杯!!
FC REEPERBAHNSはどのチームよりもまとまっている気がしました。
予想以上の好成績の要因は、
1.くじ運がよかった
2.みんなチームワークがあり、最後までがんばった
3.ちらし寿司がおいしかった
4.監督の采配がよかった
の4点だと分析します。
家に着いたのは夜中3時ですが、
非常に充実した、興奮した、ブリュッセル遠征でした。
大変お疲れ様でした。