ご利用される前に

このリストの解釈について ← 重要!

  • 一般論として、どのようなリストも次のトレードオフを避けることはできません。

    • 掲載基準を上げる → 優れた対象を弾く危険性(以下「エラー1」)が高まる

    • 掲載基準を下げる → 凡庸な対象を含む危険性(以下「エラー2」)が高まる

    • 今回のリストに関してはエラー2を減らすため、意図的に掲載基準を高めに設定しています。

    • これは、このリストに載っていない優れた経済学者はまだたくさんいらっしゃることを意味します。

    • また、こちらのリサーチ不足で基準を満たしているにも関わらずリストから漏れている経済学者もおそらく多数いらっしゃいます

  • ただし、エラー2がゼロであるとは断言できません。

    • つまり、リストに載っているからといって優れた研究者であることを絶対に保証するものではありません

  • 単著と共著の扱いを区別していません。

    • 近年では経済学でも共著論文がかなり普遍的になってきたこと、区別する際にどのように差別化するかが難しいこと、などが理由です。

      • ちなみに現状では、多くの共著論文が3名以下によるもので4名以上は稀です。

  • リストに含まれていない優れたジャーナル(ET, EMT, Exp Econ, JEBO, JEDC, J Ind Econ, J Math Econなど)が多数ありますが、考慮していません。

    • ただし、今回選んだ<5+30誌>がいずれも優れたジャーナルであることは、経済学研究者の間でおおむね共有知識となっていると思います。

    • 具体的なジャーナル選定基準の詳細ついてはこちらをご覧ください。

    • 2本以上の掲載を条件としたのは、1本では<エラー2>が、3本では<エラー1>がそれぞれ大き過ぎると判断したためです。

  • 隣接分野(統計、環境、空間、医療、農業経済、経営、会計、学説史、ORなど)には異なる基準のトップジャーナルが多数ありますが、考慮していません

    • それぞれの分野で同様のリストを作成された場合には、ぜひご連絡頂けると有り難いです。リンクを貼らせて頂きます!

    • [2020/10/31] --- 新たに隣接分野を作り、経営・統計・ファイナンスのトップジャーナルの一部を一流誌に加えました。

  • 研究者の評価基準として重視されることの多い、論文のCitation(被引用件数)についても全く考慮していません

    • ご関心のある方は、Google Scholarで著者の名前を(ローマ字で)検索してみてください。

    • カウントの仕方がやや不正確なため絶対数の解釈には注意が必要ですが、研究者間の相対的なCitationを見る場合には有用です。

  • 以上の注意点を十分に把握された上で、本サイトをご活用頂ければ幸いです!

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