都道府県別高齢者福祉指数結果

Post date: Sep 15, 2011 7:39:28 AM

  • この研究では高齢者と若年者という異なる世代が共生する現在の日本において、高齢者福祉(Well-Being)の現況を把握するという観点から、高齢者の心身の健康、経済生活、社会生活、個人生活、安全・安心5つの分野15種類の統計を用いて高齢者福祉指数を試算し、日本の全都道府県別の計算結果にもとづくスコア一覧を作成しました。
  • それによれば、スコアポイントが0.80以上の地域は島根県、福井県、北海道、石川県など日本海側の道と県でした。逆にスコアポイントの小さな県は青森県、和歌山県、福岡県、沖縄でした。宮城県は14位でスコアの高い1/3に入っていました。(表1 参照)
  • スコアの大きな地域から全体を5グループに分けると、大まかにいってスコアの大きい方の2グループは東日本中心とした都道府県で、スコアの小さい方の2グループは西日本、南日本でした。(図1 参照)

表1 結果の抜粋

図1 指数のマッピング結果

詳しい内容(報道向け)は、東北大学広報のページ

http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2011/09/press20110916.html

または、(やや詳細な研究者向けは)このホームページの多文化共生のパート

https://sites.google.com/site/economicsofaging/home/multiculture

をご覧ください。