IS-LM分析(アイエスエルエムぶんせき)とは、国民所得と利子率を用いて財市場と貨幣市場の同時均衡を分析することである。また、短期における価格硬直性を仮定している。この分析では、政府の財政政策や中央銀行の金融政策の効果を明らかにできる。
縦軸に利子率、横軸に国民所得をとり、IS 曲線と LM 曲線の交点を求める。分析名の由来は、I投資(Investment)、S貯蓄(Saving)、L流動性選好(Liquidity Preference)、M貨幣供給(Money Supply)である。この分析は、ヒックスがケインズの『一般理論』の内容を図示しようと考案したもので、1937年に発表された。
以下、財市場と貨幣市場が同時均衡するプロセスを説明する。
(From wikipedia IS-LM分析)
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・ ジョン・リチャード・ヒックス(John Richard Hicks, 1904年4月8日 - 1989年5月20日)は、英国の経済学者。
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