1. 団体概要

地球のことを考え行動する日として1970年にアメリカで生まれたアースデイは、1990年から日本各地に広がり、その活動は、環境保護運動に取り組む数多くの団体のネットワークづくりや、市民の地球環境問題への関心を高めることに寄与してきました。

地球環境問題への関心が高まってきた今、私たちの次の課題は、地球環境問題の解決を目指し立場の違いを超えてそれぞれの方法で行動を起こすというアースデイの精神を発展させ、毎日を地球に感謝し行動する日にしていくこと、そして、地球環境に負荷をかけずに一人ひとりが心豊かに暮らせる自然共生型社会を実現していくことだと考えます。

そのためには、自然環境、教育、まちづくり、エネルギー、食糧など様々な分野の情報を、総合的に分かりやすく提供したり、自然共生型コミュニティのモデルづくりを進めたりすることが必要です。

当法人は、こうした環境問題を解決するための課題に取り組むため、アースデイの精神に則り、世界各地の市民グループ、企業、行政、メディア、研究機関などと連携して、自然共生型社会の創造につながる情報発信・教育プロジェクトに取り組み、各地での具体的なアクション・プロジェクトを企画あるいは支援して参ります。

また、より大きな成果を達成するために、プロジェクト同士のネットワークも築くことを目指します。

私たちは、互いの違いを認め合い、互いの良さを伸ばし合い、関わったすべての人たちが成長につながる方法で活動に取り組み、地球環境に負荷をかけずに一人ひとりが心豊かに暮らせる自然共生型社会づくりに挑戦します。

特定非営利活動法人 アースデイ・エブリデイは、環境というキーワードが、全世界の経済分野にも広く浸透した現在、本来あるべき、自然環境保全型社会の実現をめざし、環境ビジネスの活動支援及び、生物多様性を日本社会に定着させる活動を推進して参りました。

理事 鈴木 基(理事長/代表)

理事 宮本 育昌  国際活動担当

理事 服部 啓子

監事 早瀬 仁男

愛・地球博(愛知万博)でアースデイイベントを行いたいという地元からの声がきっかけとなって、2003年5月からほぼ半年にわたって、主に名古屋と東京の市民グループやメディア関係者などが集まって、愛・地球博でのプロジェクトをはじめとする様々なプロジェクトについて構想を練り、2003年11月22日、「アースデイ・エブリデイ」が発足しました。

2004年秋には東京都に特定非営利活動法人(NPO法人)設立を申請し、認証を得て、2005年4月22日に登記を行い、特定非営利活動法人 アースデイ・エブリデイが正式に発足するに至りました。

(登記) 会社法人等番号 0400-05-016765

■沿革

  2005年に、愛・地球博を契機に、市民エコメディアを開始、環境ビジネスプランコンテスト「環境ダイナマイト!2005」を開催。

2006年には環境省と、エコプロダクツ展で、環境ビジネスプランコンテスト「エコジャパンカップ」を開始。

2009年からは生物多様性条約COP10に向けた市民ネットワークの普及啓発活動の立ち上げに携わる。

COP10後は、自ら、里山里海保全活動を行う他、国連生物多様性の10年市民ネットワークの副代表団体、SATOYAMAイニシアティブ推進ネットワーク幹事としてネットワークを運営するなど、UNDBの推進NGOの1つとして活動。

■取引先(受託活動)

・環境省

2006 エコジャパンカップ企画(2006,2007)

2009 環境報告書データベース整備事業

2012 生物多様性資源動員に関する調査報告

・東北大学

2010 東北大学大学院環境科学研究科 教材開発、調査活動

2011 東北大学大学院環境科学研究科 教材開発、調査活動

■獲得助成金

以下は、連携活動先を除く、当NPO単体での獲得活動について記載をします。

2008 (平成20年度)千葉県生物多様性モデル事業補助金「生物多様性アカデミー」

2009(平成21年度)千葉県生物多様性モデル事業補助金「千葉県侵入外来生物をさがす。いきものMAPづくりプロジェクト」 

2010(平成22年度)独立行政法人 環境再生保全機構 地球環境基金助成

里山を調べて木のベンチをつくろう-相原里山再生活動-

2012(平成24年度)~2017年(平成29年度) 公益財団法人イオン環境財団助成金

「相原里山再生活動」Tree-Tagづくりと里山ベンチをつくって里山をより楽しくする活動