Processing+数値計算でプログラミングを学ぶ

はじめに

このシリーズの狙いは、Processing を用いてプログラミングを学ぶことにあるが、題材として数値計算(シミュレーション)を用いるところが特徴である。同様のコンセプトのものが、Python+数値計算でプログラミングを学ぶにある。Pythonバージョンのものは、取り急ぎ作ってみたもので、プログラミングをする過程を動画コンテンツとして公開した。結構ニーズがあるようで、もっと丁寧に作るべきだったと現在は考えている。一方で、Pythonは処理速度が遅く、アニメーション表現が弱いので、Processingバージョンを作りたいと考えた。先の反省点を踏まえ、動画でも少し丁寧な解説をしていきたい。できれば、動画だけで一通りわかる方が、現代の人々には良いのだろう。個人的には、テキストベースの方が良いとは思っているので、併用する形は維持したい。ProcessingはJavaであり、Pythonよりは速いが、やはりC言語等に比べれば遅いため、Javaの便利機能は(あまり)使わず、ほぼC言語と同じとなるようなプログラミングを行う。例えば、ArrayList や boolean といったものは(極力)使わない。一方で、Processing はアニメーションを簡単に作ることができるので、数値計算の結果をそのまま可視化できるし、少しの工夫でアーティスティックなものも作ることができそうだ。

Processing

Processing は最新の 4 を用いる。以下からダウンロードできる。

https://processing.org/download

MacOS, Windows, Linux 用がそれぞれあり、自身の環境に合ったものをダウンロードし、インストールする。Raspberry Pi 用は Linux用として配布されるようになったようだ。Raspberry Pi の正式対応はすばらしい。

現在、構想中。