用法
since と from (~から)
since は完了時制とともに用いられ「~以来ずっと」を表し、from は開始点を表す。
till と by と until (~まで)
by はそれまでに完了することを表し、till と until はあるときまで動作や状態が続くことを表す。
ago と before (前)
ago は現在から見て過去を示し、過去時制とともに用いられるが現在完了時制とともには用いない。
before は過去のある決まった時点より以前を示し、過去・過去完了・現在完了とともに用いる。
draw と paint と write と portray(かく)
draw はクレヨンなどで線でかくこと、paint は絵の具でかくこと、write は字を書くこと、portray は人物・肖像を描くこと。
disease と illness(病気)
illness は健康状態が悪いこと、disease は病名のある病気のこと。
dish と plate と saucer(皿)
dish は大皿、plateは各人の皿、saucer はカップの受け皿。
drink と eat と take(飲む)
drink は水や酒などをカップに口を直接つける場合、eat はスープをスプーンを使って飲む場合、take は薬を飲む場合に用いる。
lend と loan と rent と let(貸す)
lend はお金や物を貸すとき、loan は利子をつけて貸すとき、家や土地を貸す場合アメリカでは rent 、イギリスでは let を用いる。
dramatic(dramatically) と drastic(drastically) (めざましい、急激な)
dramatic は肯定的で、drastic はやや否定的な意味を込めて使う。
about と some とapproximately(約、およそ)
some は about より漠然とした数字を示す。approximately はabout より堅い表現。
typhoon と cyclone と hurricane(台風)
typhoon は東南アジアで発生するもの、インド洋では cyclone、西インド諸島では hurricane
retire と resign と quit(やめる)
retire は定年などで退職する場合に使う。resign と quit は「辞任する」などの場合に使う。
say と tell と speak と talk と inform(言う、述べる)
say は言葉、tell は内容を言う事。speak はしゃべる動作。talk は打ちとけた話。inform は tell より正式なニュアンスがある形。
allow と permit と approve とaccept と admit(許す・容認する)
allow 消極的な場合も含む。permit は公なニュアンスがあり、approve は正式に承認する、
accept は積極的に受け入れる、admit はしぶしぶ認める場合に使う
duty と obligation と liability(義務)
duty は正義感や道徳による義務、obligation は外的な事情から生ずる義務、liability は法的な義務
must と have to(しなければならない)
must は主観的、have to は客観的なニュアンス
claim と insist と assert(主張する)
claim は真偽に関して、insist は強引・執拗に、assert は確信を持って主張する。
responsibility と liability(責任)
responsibility は全体的な責任、liability は限定的で法的責任というニュアンス
hurt と injure と wound と damage(傷つける)
hurt は一般的な表現、injure は暴力や事故、wound は刃物や武器で傷つけること、damage は物の機能を損なうこと
guest と customer と visitor と client(客)
guest は招待客、customer は顧客、visitor は訪問客、client は依頼客
suggest と advise とpropose と recommend(提言する)
suggest は控えめな提案、advise は相手に勧めること、propose は積極的な提案、recommend をじっくり考え提言すること。
cheat と trick と deceive(だます)
cheat は私利私欲のため、trick は計略でだますこと、deceive は真実を隠すこと。
amid と among(~の中で)
amid は異質のものに取り囲まれているニュアンス、among は同質のもの
wag と wave と roll(振る)
wag は尻尾など、wave は旗など、roll はサイコロなど
contaminate と pollute(汚染する)
contaminate は病原菌や放射性物質など重大だが汚染されていることが分かりにくい場合、pollute は大気汚染など汚染がはっきり分かる場合に使う。
charge と fee と fare と rate と tuition と tuition fees(料金)
サービスはcharge、医師など専門家に払うものは fee、乗り物は fare、宿泊は rage や charge、授業なら tuition または tuition fees
collect と gather と assemble(集める)
collect は別々の場所から同種のものを集める、gather は散乱しているものを一ヶ所に集める、assemble は利用目的であ包めること。
information と intelligence(情報)
information は評価や分析がなされていないもの、intelligence は政府機関や軍隊によって収集されたもの
look と appear と seem(~に見える、思える)
look はそのように判断できるニュアンス、appear は見た印象で疑いの余地がある、seem は主観的に自分ではそう思うこと
under と below と beneath(~の下に)
under は真下、below は他より低い位置、beneath は何かに覆い被されていること
choose と pick と select(選ぶ、選択する)
choose は複数あるものの中から選ぶこと、pick はあまり深く考えずに選ぶこと、select は慎重に考えてから選ぶこと
bait と food と feed(えさ)
bait は釣り針に付けるえさ、food は動物のえさ、feed は飼料
hope と wish(希望)
hope は根拠がなくても実現の可能を信じている希望、wish は現実不可能または可能性の少ない困難なことへの希望
supply と provide(供給する)
supply は足りないものを補充する、provide は予想して予め準備するニュアンス
direct と guide と show(道を教える)
direct は相手に同行する場合、guide や show は同行しない場合
purpose と aim と goal(目的、目標)
purpose は一般的な目的、aim は狙いを定めた具体的な目標、goal は努力を経て達成される目標
expensive と costly(高価な)
expensive は一般的な語で品質の割にまたは予算の割に高い、costly は品質が良い、珍しいというニュアンス
dismiss と discharge と fire と sack(解任する、解雇する)
dismiss は穏やかに解任する、discharge は厳しく解雇する、fire は乱暴に突然解雇する、sack は不要な社員を放り出すニュアンス
とき表現
つづり・アクセント・発音注意
desert(de にアクセントで伸ばさない) 砂漠、 desert(seにアクセント) 捨てる、 dessert(sse にアクセント) デザート
moral 道徳、morale 士気
read は過去形・過去分詞形では red(赤) と同じ発音になる。
豆知識
・1桁の数字は綴りで表し(three など)、2桁以上は算用数字で表す(19 など)
・profit は広い意味での利益(を得る)という意味で、benefitは主にお金以外の利益(を得る)という意味
・分数は「数字・ハイフン・序数」と表す。最初の数字が2以上なら序数に s をつける。
・頭文字をつなげて1語として発音する語を acronym という。英語の場合は4文字以上の略称が acronym になりやすい傾向がある。
・ウィキペディアには Simple English 版のページもあり、これは通常の英語版と比べて簡単な単語と英文法で記述されている。
・アメリカの財政年度(fiscal year)は10月から翌年の9月まで
・entire(全体の)、integrity(正直)、integrate(統合する)、integral(不可分の)などはラテン語のinteger(完全なもの)という単語から来ている。
・年月日の表し方はアメリカ英語では December 10, 2010 だが、イギリス英語では10th December, 2010 と表記する
・percentage point は2つのパーセント数値の差を表す。これは percent とは異なる
・cockpit はもともと鶏(cock)と囲い(pit)からできた単語で闘鶏場という意味もある。
・言い換えで or を使う場合はカンマでくくる。(例:the Ministry of Economy, Trade and Industry, or METI,)
・ローマ数字(Vなど)は序数(the fifthなど)として読む
・イタリアの地名は日本語ではイタリア語読みで表記される。(例:Venice はベネチア、Rome はローマ)
・英語では5本指は four fingers と one thumb(親指)と表現する。