旅する植物

講師:二名良日 旅する植物

ー講座概要ー

二名良日は、早稲田大学学生時代に探検部に属し、アラスカ・ ベーリング海峡冬季徒歩横断調査や中央アジア・シルクロード横断など国内外での探検を行う。

卒業後もプロの野外活動家として数々の野外活動を企画指導。その活動で生み出される枯れ木や竹を使った秘密基地、野生の草花を使った造形物などがアートとして評価され、2002年には東京芸大で集中講義、2007年には武蔵野美大の望月昭教授(植物学)に招かれ講義を行った。

 その作品は植物の生命そのものの力を凝縮したもので、その素材も「干からびた筍」とか「荒れた竹林の竹」とか「チューリップ球根農家の畑に切り落とされた花」などおよそ人がゴミと認識するものが多く使われる。

それは「呪い」とも「祈り」とも言えるし「葬い」とも「再生」とも言える。



ー講座内容ー





coming soon



ー講師紹介ー

二名良日(ふたな よしひ)


1943年愛媛県生まれ。瀬戸の海で泳ぎ、石鎚の野に遊ぶ。

早稲田大学文学部入学と同時に探検部へ入部。

冬期のアラスカベーリング海峡徒歩横断調査や、中央アジアシルクロード調査など国内外を探検。

知床で熊と格闘、極冬のベーリングをバタフライで泳ぐなど数々の伝説を残す。

子供達のための遊びや探検、エコロジーといった、多彩な野外活動をカリキュラム化し、野外活動塾を設立。

プロの野外活動家として無人島サバイバルキャンプ、樹海キャンプ、川下り、

子供の遊び場の制作、ツリーハウス制作など多岐にわたる野外活動を企画、指導。

また、自然素材インスタレーションや、様々な草花を締め上げてつくる

独創的なリース「草輪」の制作など、アート活動も展開。

総務庁社団法人日本青少年育成協会理事、東京藝術大学の講師などを務め、NPO法人地球野外塾を設立。

花博や万博、現代美術アジア展などで野外アートを制作、テレビ東京「TVチャンピオン/無人島王選手権」優勝。

現在も「関西アウトドアーズスクール」校長として上記全ての活動を継続中。

https://sites.google.com/site/yoshihifutana/profile


紹介映像(©脇村映像)

https://www.youtube.com/watch?v=ef7-YeXfdcY

この講座は2018年10月31日(水)に武蔵野美大103教室で開催されました。