カルシウムの働き

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カルシウムはご存知のように骨を造る大切な栄養素。しかし「骨の健康」だけでなく全身の健康を保つ大切な働きをしているのです。

 

① いのちの誕生

男女の精子と卵子にカルシウムがなければ、受精は完結しません。不妊の原因や健康な子供を作るのにカルシウムは欠かせません。

出産時の陣痛もカルシウムが不足していると子宮の収縮が起き難く、難産になりやすくなってしまいます。

②筋肉の収縮・弛緩

例えば、心臓が動くのは心筋の細胞にカルシウムが入って収縮、出て弛緩 。この繰り返しで心臓は動いています。腕や足の筋肉でも同じこと。

私たちが生きて動けるのはカルシウムのお陰なのです。 


 ③ 脳や神経からの情報伝達

カルシウムが細胞の中に入って電位差が生じることにより、情報を伝えたり、命令を発します。

例えば、免疫細胞では、ウィルスなどが体内に侵入してくると免疫細胞にその情報を伝えます。


 ④ 血液の凝固

傷などで出血するとカルシウムが血液凝固因子に働き、凝固が始まります。カルシウムがないと血液は凝固できず、出血は止まりません。


⑤ホルモンや酵素の働きを助ける

カルシウムはホルモンの分泌や酵素の働きを助けています。  

普段の食生活でカルシウムが不足すると、骨が弱って骨粗鬆症、このことは多くの方がご存知と思いますが実はこれ以外にも体の中では大変なことが起きるのですカルシウムが不足すると不足を補おうと自分の骨を溶かして、過剰に体内に出てきます。この骨から溶け出したカルシウムは実は「悪玉カルシウム」!                                                    血管に沈着、石灰化すれば動脈硬化を引き起こし、脳梗塞・心筋梗塞などの血管障害の原因になります。

この現象をカルシウムパラドックスと言います。

また細胞ではカルシウムが必要以上に入り込み、細胞本来の働きができなくなり、いろいろな病気の原因になります。そして背骨は脳から出ている脊椎神経の通り道となっていますが、カルシウム不足によって骨が弱り、変形したりつぶれたりしてこの通り道が狭くなり、神経を圧迫 します。                                                                                                       その結果自律神経によって働いている内臓の働きを弱めたり、腰痛・膝痛や狭窄症などの症状を引き起こします。

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