舌前方突出運動時における
舌変形の計算力学解析

研究者 井上 恭一(大学院生)

intro:

舌は複数筋群により構成され、大変形を伴う多岐の運動を可能とするが、各筋群の力学的な役割や相互関係には不明な点が多い。本研究では、舌前方突出に着目し、数値計算により舌の運動メカニズムを解明することを目的とする。


method:

舌モデルに対して、舌を微圧縮超弾性体と仮定し、舌運動に伴う舌骨運動の考慮、および舌筋群の能動収縮に対する力学的平衡状態を有限要素法により解いた。