編み込みステントの力学的特性に関する
数値解析

研究者 渡邊 僚太(大学院生)


Intro

編み込みステントとは、脳動脈瘤の治療に用いられる医療機器であり、複数のワイヤを編み込むことで構成される。編み込みステントの挙動については、ワイヤ同士やカテーテルの接触など多くの物理的要因によって決定される。本研究では、編み込みステントの挙動をシミュレーションすることで、機械工学的な観点から理解を深めることを目的としている。

 

Method

ワイヤ間の接触を簡易的にモデル化し,陰解法で編み込みステントの力学的平衡状態を解くことで力学挙動を表現した。