オススメの書籍

ここでは、おすすめの書籍を紹介します。私が普段研究や講義で使っているものだけでなく、趣味の本も紹介して行きます。管理会計・原価計算に関する書籍が中心です。コンテンツは順次増やしていく予定です。

※このページで収まりきらなくなったら、ページを分けて作ります。



加登豊・松尾貴巳・梶原武久『管理会計研究のフロンティア』中央経済社


管理会計研究を始めようと思っている学生だけでなく、新しいテーマを学びたい方にもお勧めだと思います。私は修士論文を組織間管理会計で書いていますが、この書籍はかなり重宝しました。特に、基礎的な文献の照会が多いので、自分の中心にある問題意識以外のところで活用できると思います。

櫻井通晴『管理会計(第7版)』同文館出版


おそらく、日本では最も分厚いテキストの1つだと思います。私が院試のときに使用したテキストで、その時は第4版でした。最近のテーマや論文を調査して書かれているので、研究にも活用できると思います。ある程度薄めの書籍で学習した後、これを使って学習すると、管理会計の多くのテーマについて学ぶことができます。辞書がわりにしてもいいかもしれませんね。

丸山雅祥『経営の経済学(第3版)』有斐閣


おそらく、今も神戸大学経営学部の市場システム基礎論で使用されているテキストだと思います。経済学を経営に応用するといういわゆるビジネス・エコノミクスについての標準的なテキストで、経営学に応用される経済学が網羅的に書かれています。学生の卒論で価格設定に関する議論をしてもらうときにも活用できました。執筆された先生が流通に詳しい先生なので、比較的契約などのモデルよりもそちらが分厚くなっていますが、市場と関連させた議論をする上では、有益な知識を提供してくれると思います。

原田豊太郎『理系のための英語論文執筆ガイドーネイティブとの発想のズレはどこか?』講談社


英語で論文を執筆する機会も多いですが、その時に活用している本になります。私がお世話になっている、神戸大学経営学研究科の松井教授にお勧めいただきました。理系のためのとありますが、文系でも重宝できると思います。論文でよく使用される表現が練習問題付きで解説されていますので、英語で論文を執筆される方には特にお勧めです。

福岡正夫・須田伸一訳『経済学のためのゲーム理論入門』創文社


いわゆるギボンズです。学生がゲーム理論を言葉ではなく、数理的に学習するための標準的なテキストだと思います。もともとの書籍が"Game Theory for Applied Economists"なので、応用を意識したゲーム理論のテキストになっています。そのため、会計やマーケティングなどでゲーム理論を使った研究を行なう際には特におすすめの書籍になります。ただ、創文社がおしまいなので、はやめに買っておくことをお勧めします。

なもり『ゆるゆり』一迅社


ゆるゆりは読んだ方が良いよ。