美容院賠償責任補償制度は、美容院に来院されたお客様
に危害を与えた場合やお客様の衣服や携行品などを破損
してまった場合、その費用を補償する制度です。
平成21年度の実績によると、平成22年3月末日の加入者
は6万8728人、加入率は96.1%。また、平成21年8月末日
までの1年間の事故発生は対人197件、対物349件で
計546件、支払われた賠償額は対人2448万円、
対物895万円、計3340万円。
それは、氷山の一角
請求せずにすませている場合が大半。
泣き寝入りするのはもうやめよう。
全美連美容所賠償責任補償制度
●こんな時にお支払いします。
・薬品や機材の使用を誤り、お客様の頭皮・毛髪・顔面等に
損傷を与えた。
・施術誤って、お客様の衣服を汚した。
・来店されたお客様の携行品(衣服、メガネ、カサ等)で
預けられたものを壊したり、盗難にあった。
・福祉施設等で補助者の衣服を汚してしまった。
・美容所の標識灯や看板が飛んだり、倒れたりして通行人に
ケガをさせた。
・美容所のショーケースが倒れたり棚から物が落ちて
お客様がケガをした。
・美容所の床がすべりやすく、お客様がケガをした。
●お支払いできない事故は(主なもの)
・加入者又はこれらの代理人の故意
・地震、津波、洪水等自然変象によって生じたもの
・同居の親族や従業員の方に対する賠償責任
・店頭に置いた自転車、バイク等の盗難、破損
・出張美容など美容所以外の場所における事故(福祉美容は除く)
・美容所の建設、修理等の工事に起因する事故
・顧客から預けられていない携行品の事故
・福祉美容における保管品や預かり品に対する事故
・所属美容組合理事長の認められない福祉美容
・顧客が同伴した子供の事故