BRM/AJ規定
200kmから1000kmまでのBRMはACPが定めた規則に従って開催され、ACPが認定します。日本でのBRMは日本の交通、社会状況などを考慮し、ACP規則に若干の変更を加えたAJ規定で実施します。主催クラブによってローカルルールが適用になることもあります。また、海外のBRMに参加する場合には、ACP規則および開催国、主催者の規則をご覧ください。ACPが定めたBRM参加者規則原文およびその訳文はACP資料のページをご覧下さい。(2007.12.11更新)
PC表記に関して(2009.9.25)
BRMでは途中にPCが設定されます。PCとは、フランス語のpoint de contr?le (ぽわんどこんとろーる)の略です。フランスではcontr?le(コントロール)、英語ではCheckpoint(チェックポイント)と表記されます。日本ではBRM導入時より使用されてきたPCを使うことが多いですが、統一はしませんので、BRMによってCPになることもあります。下記BRM規則は英語版に基づいていますので、チェックポイントの翻訳になっています。
第1条 認定
本イベント(BRM)の認定権を有するのは、全世界でAudax Club Parisien(以下ACP)のみである。ACPがすべてのブルベを認定する。ブルベのすべての認定には認定番号が割り当てられる。認定番号は受理日時による時系列順に割り当てられる。ACPは1921年の創設以来のすべての認定を記録している。
第2条 参加資格
ブルベは、保険に契約しているいかなるアマチュアサイクリストに対しても開かれており、そのサイクリストの加入する自転車クラブの如何によらない。20歳未満のサイクリストは参加できない。
人力で動く車両(Human-Powerd Vehicle)であれば参加可能である。唯一の条件は、該当の車両が走者の力のみによって駆動されることである。
日本の公道で使用可能な車両であること(スケートボードなど遊具に分類されるものは公道では使用不可能です)。
第10条 制限時間とチェックポイント通過時間
距離に応じて総走行時間の制限が設けられている。すなわち、(時間:分の形式で)200kmの場合13:30、300kmの場合20:00、400kmの場合27:00、600kmの場合40:00、そして1000kmの場合75:00である。 実際のBRMのコースは、スタートおよび折り返し地点などの条件から、上記の各距離より多少長い距離となるが、制限時間は必ず上記の通りとなる。以下に表としてまとめる。
第12条 フィニッシュ、認定
フィニッシュ地点では、走者はブルベカードにサインし、それを主催者に渡さねばならない。ブルベカードは内容をチェックされ認定番号が発行された後、走者に返却される。主催者がブルベカードを紛失した場合、ブルベカードの再発行は行われない。
ブルベカードに添付されるACP(またはRM)発行のシールに認定番号が記載される。
海外のブルベ参加時やスーパーランドナーメダル申請時に認定番号が必要になることもあるので、ブルベカードは各自保管すること。
ブルベは競争イベントではないので、クラス分けはしない。各ブルベの記念メダルを完走者は購入することができる。メダル購入希望者はブルベカードの該当欄にマークを記入する。支払いは完走時に行う。
第18条 苦情申し立て
ブルベに参加申請し出走するすべての走者は以下の行動に同意しなければならない:ブルベやその主催団体に関する苦情や質問は、ブルベ終了後48時間以内に、主催者に対して書面で提出しなければならない。主催者はその苦情を検討し見解を添え、ACP representativeであるAJ会長に判断を仰ぐために転送する。
第19条
最終判断に関わるすべての質問は、主催者とACP representativeの見解を添えてAudax Club Parisien 役員会に送付される。本規則が明示的に適用できない事象に対して起こりうるすべての苦情や質問に対して、Audax Club Parisien 役員会は最終決裁者となる。
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