新しく法人を設立し、サイトも引っ越しました https://aisw2023.org/
国際ソーシャルワーク研究会は法人化し、下記のページに移行しました。
国際ソーシャルワーク研究会のメンバーの皆様、研究会の活動へのご支援とご参加ありがとうございます。私たちは、2017年から任意団体国際ソーシャルワーク研究会として活動してまいりました。
この間、組織としてより幅広い国際ソーシャルワークの事業を展開してゆきたいとの志を持ち、発起人の間で協議を重ねてまいりました。今後は、一般社団法人「国際ソーシャルワーク協会」としてスタートすることを正式に決定し、法務局登記を経て、5月中旬には、正式に一般社団法人国際ソーシャルワーク協会としてスタートする運びとなりました。
国際ソーシャルワークの定義や活動領域の一端は、拙著『国際ソーシャルワークを知る:世界で活躍するための理論と実践』(木村、小原、武田共著、2022、中央法規出版)に記してございます。本書に採用しております定義に基づき、協会の定款では、新たな組織の活動目的を以下のように定めています。
日本国内及びアジア太平洋地域等におけるソーシャルワーク専門職及び当該専門職団体の組織化と機能の強化を目的とし、国際ソーシャルワークの開発支援、国際交流、調査研究、教育研修等を通じて、これらの国々における人権の擁護と福祉の増進に寄与することを目指す。その目的に資するため、次の事業を行う。1.国際ソーシャルワークの実践及び調査研究 2.国際ソーシャルワークの教育・研修を通じた普及啓発 3.国際ソーシャルワークに関する情報提供及び関係組織との連絡調整 4.その他この法人の目的を達成するために必要な事業。
協会の概要と定款は、今後、ホームページに掲載いたします。協会は、これまでの任意で無料で参加という方式を改め、新たな会員組織(一般会員年会費5000円)に変更いたします。これまで会員としてご参加いただきました方々には、新たな組織にぜひご入会いただき、活動を支え、活動にご参加いただきたくお願いする次第です。
6月10日(土)には、新しい組織の出発を記念する研究セミナーを開催します。テーマは、「カナダにおける先住民ソーシャルワークの歴史的発展と進化する実践モデル」です。講師は、カナダの旧知の友人で研究者でもありますジョイス・ティンプソン博士、ならびにインディジナスメンタルヘルスワーカーのリディア・シャーマンとサリー・バンティングを予定しております。(詳細は、研究会HP掲載の案内をご参照ください。)
開催にあたり、共催をいただいております日本ソーシャルワーク学会、後援をいただきました日本ソーシャルワーカー連盟、日本ソーシャルワーク教育学校連盟、そして、科研費により、この講演会を企画運営していただいておりますビラーグ・ビクトルさんに感謝申し上げます。
皆様には、この研究セミナーへのご参加をお勧めするとともに、引き続き新しい法人組織へのご支援・ご参加をよろしくお願いいたします。
新たな法人のURLは以下のとおりです。ぜひアクセスして新たな活動情報をご覧ください。
皆様のご参加お待ちしています。
2023年5月7日
一般社団法人国際ソーシャルワーク協会 代表理事 木村真理子