額装と額縁について FRAMING/FRAME

額縁とその中に入れるモノとの関係は自在です

額縁にはイロイロ呼び名が付いていることがあります。例えば、賞状額・油彩額・水彩額・デッサン額・写真額・色紙額・刺繍額・叙勲額などなどという具合で、これらは固有規格サイズとかに合わせた用途向けであったり、あるいは何らかの型式に適当に名前がつけられたりと、どちらかと言えばタテ割感覚の呼び名です。

油絵だから油彩額と呼ばれる額縁にしか入らないというわけではなく、額縁とその中に入れるモノとの関係は本来きわめてフリーで広がりのあるもので、どういう目的でどう飾りたいのかということがポイントです。そしてそこに関わるアクションが額装です。

額縁に入れたものが短期間で傷む額装はノーグッドですが、それを想定した範囲でクリアーしていれば、スタイルやサイズ、レイアウトなどはフリーです。

額縁のスタイルもいろいろ 思い出の飾り方もイロイロです

ニュージーランドの氷河へセスナで着氷記念

大切なものや写真、ポスターなどを傷まないように飾りたいとき

物質は経年変化によって劣化して行きます。置かれている場所によっても劣化の度合いは大きく異なります。この劣化を止めることはできませんが、額装の処方によってそのスピードを遅らせることは可能です。