今回の記事はらくらくNS(bat版)のユーザーの皆様に向けたお知らせです。
結論から申し上げますと、らくらくNS(bat版)のサポートを段階的に終了いたします。
主な内容は次の3点です。
らくらくNS(bat版)のサポートは段階的に終了
今後、らくらくNS(bat版)のバグ修正以外の更新は原則行わない
後継のらくらくNS v2の機能が出そろい次第、らくらくNS(bat版)のサポートは完全に終了する
理由といたしましては、先ほど少し触れました後継ソフトの「らくらくNS v2」の開発によるものが大きいです。
サポート完全終了の詳細時期は現時点では申し上げられませんが、目途が立ち次第別途お知らせします。
以下お知らせと関係ないポエム的なものなので別に読んでも読まなくてもかまいません。
らくらくNS v2とはなんやという話ですが、現行のらくらくNS(bat版)とは完全に別のアプリです。
GUI化や現行のらくらくNS(bat版)にはない新機能の追加も予定しています。詳しくはこちらのページをご覧ください。
batというものは非常に癖の強い言語でありまして、現行のらくらくNSに機能を追加するにあたってもbat特有の仕様で試行錯誤するような事が何度もありました。
v1.3.0あたりからは特にその傾向が顕著で、例えばコードをUTF-8で書いて文字コードを示すコマンドを挟んでもうまく動かないといった事がありました。
しかし、不思議なことに文字コード定義以外は全く同じコードでもShift_JISにすると正しく動きました。
このため、現行のらくらくNSではUTF-8での出力が必須のSimutrans World Monitor連携が関係する部分のみ文字コードをUTF-8に切り替えて動かすという動作をしています。
また、現行のらくらくNS(bat版)では、バッチファイルを何個も起動してそれぞれのバッチで処理を行うので、状況次第で起動するバッチを切り替えなければならないなど取り扱いが煩雑でした。
そこで、らくらくNS v2では別言語(python)への移行ついでに、GUI化などより便利に使えるような改善を行うことになりました。
短いながらも本記事はここまでです。
途中から話が脱線していますが、らくらくNSのサポートが段階的に終了することだけ覚えていただければ幸いです。
それでは、皆様よいお年を。