指揮者・ソリスト

1979年生まれ。大阪音楽大学ピアノ科、ウィーン国立音楽大学指揮科卒業。2006年イタリアのシエナ・キジアーナ音楽院オーケストラ指揮のディプロマを所得。 ウィーン 留学中には楽友協会合唱団メンバーとして研鑽を積む。2008年ドイツのアーヘン歌劇 場のコレペティトールとして活動。翌年にはウィーンのシェーンブルン宮殿歌劇場でモー ツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」指揮。その後、オーストリアのブレゲンツ音楽祭やグ ラフェネッグ音楽祭、トリノ王立歌劇場のアシスタントなどを経て、2016年のシーズ ンはドイツ・マグデブルグ歌劇場のカペルマイスター(専属指揮者)として活動。ビゼー の「カルメン」、ニコライの「ウィンザーの陽気な女房たち」、ロルツィング「密猟者」 など多数の公演を指揮。同年ドイツのデッサウ市ザクセン・アンハルト州立歌劇場でオペ ラガラコンサートを指揮、またスイスのヴィンタートゥール歌劇場でオッフェンバッハの「パリの生活」を指揮した。 これまでに指揮を湯浅勇治、 小澤征爾、 レオポルト・ハー ガー、ウーロシュ・ラィオヴィッチ、ファビオ・ルイジ各氏に師事。 シカゴのゲオル グ・ショルティ国際指揮者コンクールセミファイナリスト、ブザンソン国際指揮者コン クールファイナリスト。

神奈川県平塚市出身。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。同大学大学院音楽研究科修士課程、及び博士後期課程修了。博士号(音楽)を取得。現在、同大学音楽文芸研究室教育研究助手を務めながら、若手ソプラノ歌手として活動している。在学中は、藝大定期第343回 藝大フィルハーモニア合唱定期演奏会シューマン『楽園とペリ』(高関健 指揮)、東京藝術大学音楽学部附属音楽高校第25回定期演奏会 モーツァルト『戴冠式ミサ』(尾高忠明指揮)にソリストとして出演。また、奏楽堂モーニングコンサートに選抜され、グリーグ『管弦楽つきの6つの歌 EG177』を、ダグラス・ボストック指揮、藝大フィルハーモニアと共演。その他、J.S.バッハ『マタイ受難曲』、ヘンデル『メサイア』、ハイドン『天地創造』、モーツァルト『レクイエム』、ベートーヴェン『第九』等、宗教曲等のソリストとして数々のオーケストラと共演している。ドイツ歌曲や、アカペラを含む声楽アンサンブルの演奏も積極的に行っている。第24回友愛ドイツ歌曲コンクール入選。これまでに声楽を、辻宥子、三林輝夫、佐々木典子、平松英子の各氏に師事。

日本女子大学附属高等学校卒業。東京藝術大学音楽学部声楽科を経て、桐朋学園大学研究科修了。2011年伊政府奨学金を3年間満額取得し、ローマ・サンタチェチーリア音楽院Triennioコースを満点卒業。EU諸国間における高等教育機関交換留学制度ERASMUS+で、スイスローザンヌ高等音楽院へ交換留学。その際、EU及びスイス国から奨学金取得。2012年神奈川県民ホールにて《カルメン》 カルメン役でオペラデビュー。《フィガロの結婚》ケルビーノ役、《ウェルテル》シャルロッテ役、高関健指揮《メサイア》アルトソリスト、「レインボウ21サントリーホールデビューコンサート2009」、ローマではローマ歌劇場元総監督指揮《カルメン》カルメン役、《セビリアの理髪師》ロジーナ役、音楽院主催学生選抜コンサート、日本映画祭に出演のほか、スタジオジブリ「崖の上のポニョ」等、多数映画音楽、テレビ、ラジオにも出演。声楽を三林輝夫、伊原直子、大島幾雄、カルロ・デジデーリ、ブリジット・バレイ、アントニオ・ペルゴリッツィ各氏等に師事。浜松交響楽団ソリストオーデション第1位。現在、桐朋学園大学非常勤講師及び嘱託演奏員、三輝会会員、東京藝術大学神奈川同声会役員。

青森市出身。弘前大学理工学部、東北大学大学院中退、宮城教育大学大学院を経て、東京藝術大学入学。東京藝術大学大学院オペラ科修了。高校より合唱を始め合唱ではバスパートを歌っていたが、東京藝術大学入学時にテノールへ転向。東京芸術大学在学中にはバッハカンタータクラブに所属し、教会カンタータ作品の研鑽を積む。第61回藝大メサイアテノールソリスト、第60回藝大オペラ W.A.モーツァルト≪Cosi fan tutte≫ フェランド役、ハイライト形式にてモーツァルト《フィガロの結婚》バジリオ役、ドニゼッティ《愛の妙薬》ネモリーノ役、その他、ベートーヴェン《第九》テノールソリスト、モーツァルト《レクイエム》テノールソリスト、ヘンデル《メサイア》テノールソリストなど務めている。声楽を、杉原かおり、應和恵子、原田博之、佐藤淳一、福島明也、Gerd Türk、各氏に師事。現在、ハンブルグ音楽院にて研鑽を積んでいる。ハンブルグ在住。

武蔵野音楽大学卒業、同大学大学院修了。在学中に平成15年度福井直秋記念奨学金を授与される。第8回「静岡の名手たち」オーディション合格。第19回「練馬文化センター新人演奏会オーディション」にて最優秀賞を受賞。第38回イタリア声楽コンコルソシエナ部門入選。第48回日伊声楽コンコルソ入選。2010年から2012年までイタリア・ミラノに渡り、G・ロルミ氏のもと研鑽を積む。2016年に「愛の妙薬」ベルコーレ役で藤原歌劇団デビュー。これまで「マクベス」「ジャンニ・スキッキ」「リゴレット」「ハムレット」のタイトルロールの他、主なものでは「蝶々夫人」シャープレス「椿姫」ジェルモン「イル・トロヴァトーレ」ルーナ「フィガロの結婚」アルマヴィーヴァ「カルメン」エスカミーリョ等を演じている。声楽を光信捷彦、牧野正人、G・ロルミ、ドイツリートを子安ゆかりの各氏に師事。練馬区演奏家協会会員。日伊音楽協会会員。藤原歌劇団正団員。

指揮:瀬山 智博

ソプラノ:金持 亜実

メゾソプラノ:鮎澤 由香理

テノール:村元 恒徳

バリトン:月野 進