第259回 自然言語処理研究発表会
(電子情報通信学会 言語理解とコミュニケーション研究会 連催
※終了しました※

電子情報通信学会言語理解とコミュニケーション研究会(NLC)および情報処理学会自然言語処理研究会(NL)の合同研究会を,2024年3月10日(日),11日(月)に三宮コンベンションセンターで開催いたします.

開催日時

2024310日()〜 11日(月)

IPSJカレンダー: https://www.ipsj.or.jp/kenkyukai/event/nl259.html 

会場

三宮コンベンションセンター(兵庫県神戸市中央区磯辺通2-2-10 ワンノットトレーズビル5F)https://oneknot-scc.jp/
+ オンライン (ビデオ会議システムとしてZoomを利用予定) ※発表は原則現地参加のみとさせていただきます

プログラム

3月10日(日) 

09:55-10:00 オープニング

10:00-12:05 セッション:ソーシャルメディア

(1) 10:00-10:25 [NL]
ニュース記事を引用するソーシャルメディア投稿の忠実度と理解支援度に基づいた情報継承性のアノテーション
遠田 哲史(東京大学),張 翔(東京大学),北林 遼大(東京大学),豊田 正史(東京大学),吉永 直樹(東京大学)

(2) 10:25-10:50 [NL]
コミュニティーノート記事の有用性評価分析
中尾 一心(九州大学),峯 恒憲(九州大学)

(3) 10:50-11:15 [NLC]
複数モデルの統合とデータ拡充による議論評価
橋口駿亮・嶋田和孝(九工大)

(4) 11:15-11:40 [NL]
成果テキスト埋め込みの集約に基づく研究者の特徴表現の検討
長尾 浩良(同志社大学),桂井 麻里衣(同志社大学)

(5) 11:40-12:00 [NL]
テキストベース感情推定のための大規模言語モデルによる学習データ生成におけるfew-shot学習の影響
齋藤太我(立命館大学),藤田 智弘(立命館大学)

12:00-12:55 休憩 (55分)

12:55-13:00 NLC研年間表彰

13:00-14:40 セッション:マルチモーダル

(6) 13:00-13:25 [NL]
CCG-Rubyによる確率文章題の条件記述の解釈
佐藤 理史(名古屋大学)

(7) 13:25-13:50 [NL]
行動知識系列を用いた気が利く行動選択の検討
山﨑 康之介(奈良先端大/理研GRP),田中 翔平(OMRON SINIC X),河野 誠也(理研GRP/奈良先端大),湯口彰重(東京理科大/理研GRP),吉野 幸一郎(理研GRP/奈良先端大)

(8) 13:50-14:15 [NL]
集合型視覚言語埋め込み
品川 政太朗(奈良先端科学技術大学院大学),中村 哲(奈良先端科学技術大学院大学)

(9) 14:15-14:40 [NL]
Scalar Mixing Weightsを用いた生成タスクにおける視覚と言語の情報を事前学習したモデルの分析
白井 尚登(奈良先端科学技術大学院大学),上垣外 英剛(奈良先端科学技術大学院大学),渡辺 太郎(奈良先端科学技術大学院大学)

14:40-14:50 休憩 (10分)

14:50-16:30 セッション:対話

(10) 14:50-15:15 [NLC]
雑談を用いた精神健康支援システムにおける情報獲得に自然な話題転換と情報獲得タイミングの検知に関する研究
○兪 東根・伊藤敏彦(北大)

(11) 15:15-15:40 [NL]
応答候補の限られる発話に着目した参照応答ベースの評価基準の分析
佐藤 魁(東北大学),守屋 彰二(東北大学),赤間 怜奈(東北大学/理化学研究所),鈴木 潤(東北大学/理化学研究所)

(12) 15:40-16:05 [NL]
指定文法項目の使用を促す先行発話生成
岡野 裕紀(東京工業大学),船越 孝太郎(東京工業大学),永田 亮(甲南大学/理化学研究所),奥村 学(東京工業大学/理化学研究所)

(13) 16:05-16:30 [NL]
リフレーミング可能な対話モデル構築に向けたコーパス設計とモデル試作
船迫 龍之介(琉球大学),當間 愛晃(琉球大学)

16:30-16:40 休憩 (10分)

16:40-17:55 セッション:コーパス作成

(14) 16:40-17:05 [NL]
原発話に忠実な英日同時機械翻訳の実現に向けた順送り訳評価データ作成
福田 りょう(奈良先端科学技術大学院大学),土肥 康輔(奈良先端科学技術大学院大学),須藤 克仁(奈良先端科学技術大学院大学),中村 哲(奈良先端科学技術大学院大学)

(15) 17:05-17:30 [NL]
元文に忠実な日本語平易化コーパスの構築
浦川 通(株式会社朝日新聞社),田口 雄哉(株式会社朝日新聞社),新妻 巧朗(株式会社朝日新聞社),田森 秀明(株式会社朝日新聞社),岡崎 直観(東京工業大学),乾 健太郎(MBZUAI/東北大学/理化学研究所)

(16) 17:30-17:55 [NL]
口調弁別評価データセットの作成と口調エンコーダの評価
川北 雄大(名古屋大学),石川 和樹(名古屋大学),夏目 和子(名古屋大学),小川 浩平(名古屋大学),佐藤 理史(名古屋大学)

17:55-18:05 休憩 (10分)

18:05-19:20 セッション:応用

(17) 18:05-18:30 [NL]
複数文書要約を用いた事実性の検証
伊藤 悠馬(東京工業大学),山田 寛章(東京工業大学),徳永 健伸(東京工業大学)

(18) 18:30-18:55 [NL]
ソフトウェア設計書群を外部知識源とするRAGのための検索性能改善の検討
宮崎 桂輔(富士通株式会社)

(19) 18:55-19:20 [NLC]
化学プロセス関連論文からの変数定義抽出に特化した言語モデル
○加藤祥太・永山航太郎・加納 学(京大)

 

3月11日(月)

09:15-11:20 セッション:言語モデル

(20) 09:15-09:40 [NL]
多様なプロンプトを用いた言語モデルの多角的な知識評価
趙 信(東京大学),吉永 直樹(東京大学),大葉 大輔(東京大学)

(21) 09:40-10:05 [NL]
会話の含みの取り消し可能性に着目した大規模言語モデルの評価
小方 雅子(早稲田大学),藤後 英哲(早稲田大学),中下 咲帆(早稲田大学),菊池 英明(早稲田大学),藤倉 将平(株式会社サイシキ)

(22) 10:05-10:30 [NL]
論理的に同値なデータ拡張による言語モデルの頑健性向上
田中 健史朗(北陸先端科学技術大学院大学),戸次 大介(お茶の水女子大学),井之上 直也(北陸先端科学技術大学院大学)

(23) 10:30-10:55 [NL]
大規模言語モデルにおけるタスク特有の表層表現に起因する脆弱性の調査
鈴木 刀磨(奈良先端科学技術大学院大学),坂井 優介(奈良先端科学技術大学院大学),上垣外 英剛(奈良先端科学技術大学院大学),渡辺 太郎(奈良先端科学技術大学院大学)

(24) 10:55-11:20 [NLC]
複数の訓練データを用いた直喩文判別
○自見仁太朗・嶋田和孝(九工大) 

11:20-11:25 クロージング

発表申込

音声認識・音声合成・音声対話・感情音声・音声インタラクション・音声分析・対話言語処理・応用システムなど,音声言語処理に関する幅広い分野の発表,また,自然言語処理の学術的な発表をはじめ,テキストアナリティクスの応用事例や,今後の研究提案や問題提起などのポジションペーパーまで自然言語処理についても広く募集します.研究のスタートアップ段階の発表も歓迎です.

発表申込締切:  2024年1月22日 ()
発表申込サイト: https://ipsj1.i-product.biz/ipsjsig/NL/ 

発表形態: 口頭発表(詳細については追ってご連絡いたします)
※ 発表は原則現地参加のみとさせていただきます。

※ 発表時間の調整について
従来の一般講演形式に加えてショート形式(発表時間全体を短かくしたもの),討議形式(発表時間を短かくし,質疑時間を長くしたもの)など,発表者からの要望に応じて発表時間を調整します.アイデアレベルの研究の紹介や,研究の詳細まで話したいので時間がほしい,などの要求を発表申込の備考欄にご記入いただければ,それらを考慮してプログラムを作成します.ぜひご活用ください.

発表申込にあたっての注意事項

NL研で授与する賞について

○ 優秀研究賞
研究運営委員で構成される選考委員会による選考を行い,研究会に投稿された予稿の中から特に優れたものを対象に優秀研究賞を授与します.
(選考の結果授与対象なしとなることがあります)

○ 若手奨励賞
研究会参加者の投票と研究会幹事団による選考を行い,年度開始時点(4月1日)で30歳未満,あるいは学生(社会人博士含む)の方を対象に若手奨励賞を授与します.
(選考の結果授与対象なしとなることがあります)

原稿提出

原稿提出締切: 202428日 (木)
原稿提出サイト: https://ipsj1.i-product.biz/ipsjsig/NL/

発表予定者の方へ

研究会参加要領の「発表申込」をご覧ください。→ 研究発表会への参加 

参加者の方へ

※参加申込は3月開始予定です

情報処理学会  マイページ  https://www.ipsj.or.jp/mypage.html の会員メニューから、「イベント一覧・申込」を選択し、申込をしてください。
現地参加・オンライン参加問わず、マイページからのお申込が必ず必要です。
※ 会場での参加申込・参加費のお支払いはできません。必ずマイページからお手続きください。

現地参加の方々は会場受付で参加申込内容の確認をさせていただきます。
申込完了時に送付されるメールを当日提示できるようご準備ください。

詳細は研究会参加要領の「参加申込」をご覧ください。→ 研究発表会への参加 

連催研究会の参加申込・参加費について

本研究発表会は電子情報通信学会NLCとの連催,プログラム上は混合です.申込先または主目的で参加する1つの研究会の参加費をお支払いいただければ,すべてのプログラムに参加可能です.
※電子情報通信学会の申し込みサイトには,「掲載料」との記述がある場合がありますが,掲載料はかかりません.ただし,当日参加される発表者にも参加費をお支払い頂きます.
なお,何らかの事情でWeb からのお申込みができない場合は,問い合わせ先まで E-mail でご連絡下さい.

問い合わせ先

NL研幹事団: board@sig-nl.ipsj.or.jp