第25回音声言語シンポジウム(SP/SLP)兼第10回自然言語処理シンポジウム(NLC/NL)を12月2日(土)~12月4日(月)に開催します。
今回も昨年同様、現地開催をベースとしたハイブリッド形式となります。
1999年より開催されている音声言語シンポジウムと、2014年から行っている自然言語処理シンポジウムの合同シンポジウムとなっている本シンポジウムでは、毎年、音声言語および自然言語処理に関する招待講演等の企画と多くの一般発表が行われ、盛況なイベントとなっています。
皆さまからの投稿を心よりお待ちしています.
今年も昨年に引き続き、四研究会合同プログラムを企画しております。
また、それにふさわしい招待講演セッション(今年度の新たなIEEE Fellowの記念講演等)を予定しております。
2023年12月2日(土)〜 4日(月)
※発表件数に応じて2日間または3日間開催とし,12月2日(土)は予備日です.
IPSJカレンダー: https://www.ipsj.or.jp/kenkyukai/event/nl258slp149.html
機械振興会館(東京都港区芝公園3丁目5-8)
【12/2-3】研修-2会議室 (地下3F)
【12/4】6-66会議室 (6F)
+ オンライン (ビデオ会議システムとしてZoomを利用予定) ※発表は現地参加のみとさせていただきます
電子情報通信学会および日本音響学会 音声研究会(SP)
電子情報通信学会 言語理解とコミュニケーション研究会(NLC)
情報処理学会 音声言語情報処理研究会(SLP)
情報処理学会 自然言語処理研究会(NL)
IEEE Signal Processing Society Kansai Chapter
IEEE Signal Processing Society Sendai Chapter
IEEE Signal Processing Society Tokyo Chapter
10:15-10:30 オープニング
10:30-12:00 評判・感情
(1) [NL] テキストベースの感情推定における自動アノテータとしての大規模言語モデルの活用
□齋藤 太我(立命館大学),藤田 智弘(立命館大学)
(2) [NL] テキストマイニングを用いた映画レビューの特徴の検討
□三宅 百花(兵庫県立大学),中桐 斉之(兵庫県立大学)
(3) [NL] 少数ショット学習による時系列数値データからの市況コメント生成
川原田 将之(産業技術総合研究所),石垣 達也(産業技術総合研究所),高村 大也(産業技術総合研究所)
13:30-14:00 モデルとデータ活用
(4) [SP] 拡散モデルを用いた音声強調の計算量削減
○西 悠希(東工大)・岩野 公司(東京都市大)・篠田 浩一(東工大)
(5) [NL] ランダム巡回ベクトルを用いたマルチラベル学習
□西田 拳(北海道大学),林 克彦(北海道大学),町 光二郎(北海道大学),上垣外 英剛(奈良先端科学技術大学院大学)
14:45-15:45 招待講演
(6)歌詞情報処理の過去・現在・未来
渡邉 研斗(産業技術総合研究所)
16:00-17:30 教育・文学
(7) [SP] 聴取力と発声力をシームレスに強化するインタラクティブ性及びゲーム性の高い英語音声トレーニング教材の開発とその効果
峯松 信明・高 英翔(東大)・中西 のりこ(神学大)・井上 雄介・水野 宏明(Carriage)
(8) [NL] 小説の構造化を目的とした文章中の単語分類
□上間 翔(琉球大学),當間 愛晃(琉球大学)
(9) [NL] 「歴史的日本語資料を対象とした場所参照表現抽出 —「おくのほそ道」を例として—
□片山 歩希(NAIST),東山 翔平(NICT/NAIST),大内 啓樹(NAIST/理化学研究所),渡辺 太郎(NAIST)
09:30-11:00 分野横断(1)
(10) [SP] Enhancing Recognition of Rare Words in ASR through Error Detection and Context-Aware Error Correction
Jiajun He・Zekun Yang・Tomoki Toda(Nagoya Univ.)
(11) [SP] Improvement of Tacotron2 text-to-speech model based on masking operation and positional attention mechanism
Tong Ma・Daisuke Saito・Nobuaki Minematsu(Univ. of Tokyo)
(12) [SLP] 調音属性に関する知識の埋め込みによるアイヌ語音声認識の改善
〇李 在詠(京都大学),河原 達也(京都大学)
11:05-12:00 ポスターセッション
(13) [SP] Enhancing Multi-Accent Automated Speech Recognition with Accent-Activated Adapters
Yuqin(Tianjin Univ. & Univ. of Tokyo)・Longbiao・Jianwu(Tianjin Univ.)・Nobuaki(Univ. of Tokyo)
(14) [SP] Enhancing Dysarthric Speech Recognition with Auxiliary Feature Fusion Module: Exploring Articulatory-related Features from Foundation Models
Yuqin(Tianjin Univ. & Univ. of Tokyo)・Longbiao・Jianwu(Tianjin Univ.)・Nobuaki(Univ. of Tokyo)
(15) [SP] Integration of Throat Microphone Recording and Bandwidth Extension for Robust Assessment of L2 Listening
Yu Xu・Nobuaki Minematsu・Daisuke Saito(Univ. of Tokyo)
(16) [SP} Self-supervised learning model based emotion transfer and intensity control technology for expressive speech synthesis
Wei Li・Nobuaki Minematsu・Daisuke Saito(Univ. of Tokyo)
13:00-14:00 特別招待講演
(17)ロボット聴覚の変遷と現状,そして今後の展望
中臺 一博(東京工業大学)
14:15-15:45 分野横断(2)
(18) [SLP] アダプタを用いた大規模事前学習モデルの話者適応
渋谷 和樹(京都大学),河原 達也(京都大学)
(19) [SLP] Exploration of Adapter for Noise Robust Automatic Speech Recognition
史 昊(京都大学),三村 正人(京都大学),河原 達也(京都大学)
(20) [SLP] 話し言葉を考慮した音響および言語特徴併用による音声感情認識
〇岸 恵汰(山形大学),佐藤 清秀(山形大学/ビットアート),小坂 哲夫(山形大学)
16:00-18:00 新たなタスク
(21) [NL] 人間らしい言語モデルのトークン分割単位はどのようなものか?
□三輪 敬太(東京大学),吉田 遼(東京大学),大関 洋平(東京大学)
(22) [NL] 大規模なメタファー自動推定結果に基づくメタファーに関する仮説の検証
□青野 広太郎(名古屋大学),笹野 遼平(名古屋大学),武田 浩一(名古屋大学)
(23) [NL] 文法誤り訂正におけるメタ評価の再考
□小林 正宗(東京都立大学),三田 雅人(サイバーエージェント株式会社/東京都立大学),小町 守(一橋大学)
(24) [NL] 大規模言語モデルに基づいた特許請求の範囲の自動書き換え生成モデル
□河野 誠也(理化学研究所ガーディアンロボットプロジェクト/奈良先端科学技術大学院大学),野中 尋史(愛知工業大学),吉野 幸一郎(理化学研究所ガーディアンロボットプロジェクト/奈良先端科学技術大学院大学)
09:00-10:00 データ活用・プロンプト
(25) [NL] 深層学習における判断根拠学習データ抽出手法に基づく学習データの選定
□平林 楓真(工学院大学),為栗 敦生(工学院大学),山口 実靖(工学院大学)
(26) [NL] ChatGPTを用いた教務事項問い合わせ対応システムの検討
鈴木 大助(北陸大学)
10:10-11:30 プロンプト
(27) [NL] プロンプトエンジニアリングを用いたスマートファクトリー化に適した自由対話システムの研究開発
□須山 大輝(金沢工業大学),松井 くにお(金沢工業大学)
(ショート形式:発表10分+質疑10分)
(28) [NL] 大規模言語モデルの統一評価に向けた指示テンプレートの提案及びその評価結果の考察
□坂井 優介(奈良先端科学技術大学院大学),ノヘイル アダム(奈良先端科学技術大学院大学),上垣外 英剛(奈良先端科学技術大学院大学),渡辺 太郎(奈良先端科学技術大学院大学)
(29) [NL] Japanese Real Toxicity Prompts: 日本語大規模言語モデルの有害性調査
□小林 滉河(SB Intuitions株式会社/LINEヤフー株式会社),水本 智也(SB Intuitions株式会社/LINEヤフー株式会社),佐藤 敏紀(SB Intuitions株式会社/LINEヤフー株式会社),浅原 正幸(国立国語研究所)
11:40-12:10 特別講演(研究倫理)
(30) [SLP] 国際会議論文発表における倫理規定と違反事例の傾向について
河原 達也(京都大学)
13:00-13:45 音声系国際会議参加報告
(31) [SP] 国際会議Interspeech2023参加報告
○三井健太郎(rinna)・松浦孝平(NTT)
14:00-14:45 言語系国際会議参加報告
(32) [NL] 国際会議ACL2023参加報告
門谷 宙(NTT)
(33) [NL] 国際会議IJCNLP-AACL2023参加報告
笠原 智仁(早稲田大学)
14:45-15:15 表彰・クロージング
音声認識・音声合成・音声対話・感情音声・音声インタラクション・音声分析・対話言語処理・応用システムなど,音声言語処理に関する幅広い分野の発表,また,自然言語処理の学術的な発表をはじめ,テキストアナリティクスの応用事例や,今後の研究提案や問題提起などのポジションペーパーまで自然言語処理についても広く募集します.研究のスタートアップ段階の発表も歓迎です.
発表申込締切: 2023年10月20日 (金)
発表申込サイト: https://ipsj1.i-product.biz/ipsjsig/NL/
発表申込受付は先着順です。
多数のお申し込みを頂いた場合、次回の研究会でのご発表をお願いする場合があります。
なるべく早めにお申し込み下さい。
発表申込締切後の発表キャンセルは原則としてできません。
発表申込後にキャンセルの必要が生じた場合は、至急ご連絡ください。
発表形態: 口頭発表(詳細については追ってご連絡いたします)
※ 発表は現地参加のみとさせていただきます。
※ 発表時間の調整について
従来の一般講演形式に加えてショート形式(発表時間全体を短かくしたもの),討議形式(発表時間を短かくし,質疑時間を長くしたもの)など,発表者からの要望に応じて発表時間を調整します.アイデアレベルの研究の紹介や,研究の詳細まで話したいので時間がほしい,などの要求を発表申込の備考欄にご記入いただければ,それらを考慮してプログラムを作成します.ぜひご活用ください.
本特別セッションでは,音声と言語の両分野にまたがって,単一のモーダルに留まらない情報を扱った研究発表を広く募集します.音声認識,音声合成,音声対話,音声翻訳,音声と言語の双方を含むコーパスの構築や分析等,音声と言語の両分野をカバーする研究を分野に限らず幅広く募集します.また,音声や言語に留まらず,画像や映像等のモーダルを扱った研究も合わせて募集します.
※ 音声/言語の分野横断的な研究の奨励を目的とし,特別セッションを対象とした選奨を設けています.本選奨は各研究会が個々に設けている選奨とは独立に行い,本シンポジウムにおける特別セッションの発表のみを対象とします.
※ 特別セッションでの発表を希望する場合は,各研究会における発表申込の際に,備考欄で申告をお願いします.プログラム作成および選奨に利用します.なお,幹事団が発表内容を考慮して独自に発表申し込みを特別セッションに割り当てる場合や,対象の発表が少ない場合に特別セッションの実施を見送る場合があります.
申込前に「研究発表会への参加>発表申込」に記載の内容をご確認ください。→ リンク
限られた時間で多くのご発表をいただけるように、発表・質疑の時間を通常より短くする可能性があります。
発表申込は先着順のため、所定の件数のお申し込みをいただいた場合は以後のお申し込みは承れません。システムで自動判定ができないため、お申し込み完了後にお断りの連絡をさせていただく場合もございます。何卒ご了承ください。
○ 優秀研究賞
研究運営委員で構成される選考委員会による選考を行い,研究会に投稿された予稿の中から特に優れたものを対象に優秀研究賞を授与します.
(選考の結果授与対象なしとなることがあります)
○ 若手奨励賞
研究会参加者の投票と研究会幹事団による選考を行い,年度開始時点(4月1日)で30歳未満,あるいは学生(社会人博士含む)の方を対象に若手奨励賞を授与します.
(選考の結果授与対象なしとなることがあります)
※ 発表を所定の研究会へお申込いただいたもののみが選奨の対象となりますのでご注意ください ※
○音声研究会では若手研究者(35才以下)の優秀発表に対して,音声研究会研究奨励賞を設けさせていただいております.2023年度末時点で35才以下の発表者(第一著者)の方は,音声研究会研究奨励賞の選奨対象となります.選奨対象である場合は,上記申込システムによる入力時,研究会アンケートの研究奨励賞の欄にチェックを入れて下さい.
○NLC研究会へ申し込まれた場合は,NLC研究会2023年の優秀研究賞・学生研究賞の選考対象となります.
○SLP研究会企業賞
本研究会のダイヤモンドレベル企業スポンサー名をお借りして,1月~12月までに行われた研究会で業績の優れた発表,あるいは将来性のある発表を行った学生に企業賞を授与します.選考対象となるのは,以下の発表です.SLP研究会に第1著者として発表を申し込み,発表時において博士学生,修士学生,もしくは学部生であり,当日実際に発表を行った者.
詳細URL:
http://www.ipsj.or.jp/award/slp-award2.html
選考対象となる場合は【研究会への連絡事項】の欄へ「SLP研究会企業賞対象発表」と記入してください.
※さらにSLPへ申し込まれた場合は,自動的に山下記念研究賞の選奨対象となります
原稿提出締切: 2023年11月2日 (木)
原稿提出サイト: https://ipsj1.i-product.biz/ipsjsig/NL/
発表申込後,原稿提出締切までに原稿が到着しない場合には,原則として発表を取り消します。
原稿締切後の原稿差し替えはできません。
原稿締切後は、訂正版のアップロードやウェブ上での配布などの差し替えは一切できませんので、予めご留意ください。
※正誤表の掲載が可能な場合がありますのでご相談ください。
研究会参加要領の「発表申込」をご覧ください。→ 研究発表会への参加
情報処理学会 マイページ https://www.ipsj.or.jp/mypage.html の会員メニューから、「イベント一覧・申込」を選択し、申込をしてください。
現地参加・オンライン参加問わず、マイページからのお申込が必ず必要です。
※ 会場での参加申込・参加費のお支払いはできません。必ずマイページからお手続きください。
現地参加の方々は会場受付で参加申込内容の確認をさせていただきます。
申込完了時に送付されるメールを当日提示できるようご準備ください。
詳細は研究会参加要領の「参加申込」をご覧ください。→ 研究発表会への参加
SP/SLP/NL/NLCは共催・連催となっておりますが,プログラム上は混合です.申込先または主目的で参加する1つの研究会の参加費をお支払いいただければ,すべてのプログラムに参加可能です.
※電子情報通信学会の申し込みサイトには,「掲載料」との記述がある場合がありますが,掲載料はかかりません.ただし,当日参加される発表者にも参加費をお支払い頂きます.
なお,何らかの事情でWeb からのお申込みができない場合は,問い合わせ先まで E-mail でご連絡下さい.
(SP/SLP) 安藤 厚志(日本電信電話株式会社)
(NLC) 光田 航(rinna株式会社),小早川 健(NHK)
(NL) 井之上 直也(北陸先端科学技術大学院大学)
<nl-sympo@googlegroups.com> 宛のメールは,上記の幹事団全員に届きます.