探究・研究発表会に関わるちょっとした情報を掲載します。
【コラム】発表申し込みにある「要旨」や「キーワード」って?
要旨(ようし)というのは、「自分がどんなことを調べて、どんなことがわかったのか」を簡単にまとめた文章です。
たとえば、「夏休みの自由研究を一言で説明してください」と言われたときに話す内容、そんなイメージです。研究の紹介文だと思ってください。
① 何を調べたのか(テーマ)
② どうやって調べたのか(方法)
③ 調べた結果どうだったのか(結果・わかったこと)
④ この研究のすごいところや大切なところ(まとめ)
この4つを短くわかりやすく書けばOKです。
キーワードは、その研究の「大事な言葉」や「テーマに関係する単語」です。
簡単に言えば、「この研究は何についての話?」という質問に対して、短い言葉で答える部分です。
自分の研究に関係する言葉を3〜5個考えます。
たとえば、「水の汚れについて調べた」なら、
➡「水質」「環境」「汚染」「川」「浄化」
みたいな感じで、研究テーマに関係する単語を選びましょう。
【コラム1】ポスター発表・口頭発表・ワークショップって何がちがうの?
一度に大勢の人に伝えたい場合におすすめです。ほとんどの場合は、PowerpointやGoogleスライドを投影して発表します。
説明する順序を考え、決められた時間のなかで聞き手が理解できるよう、スライドに文字や図表などに工夫が必要です。(参考:『探究ナビ』2024)
聞き手と近い距離で説明し、深いディスカッションをしたい時におすすめです。事前に印刷した資料を見せながら内容を説明します。
図や表を入れて、聞き手に伝わりやすいデザインを心がけ、出来るだけ議論ができる時間を作りましょう。(参考:『探究ナビ』2024)
簡易的な実験や体験をメインとして、普及や体験、そのフィードバックを得たい場合におすすめです。実際に参加者に触ってもらいながら進めます。
体験者にワークショップの魅力を伝える創意工夫が、腕の見せ所です。