成田空港出発からシンガポールのクアラルンプール空港を経由して、ニュージーランドのオークランド空港まで長い旅となりました。途中いろいろなことがありましたが、全員元気に到着できました。オークランドは秋のはじめですが、日向にいると紫外線が強く、肌がじりじりと焼けていくのがわかります。ラザフォードカレッジ到着後、ガイダンスを受け、日本語クラスの授業に急遽参加しました。生徒たちは積極的に交流をもっていました。その後、ピザをごちそうになり、明日の歓迎会で何を歌うかについて話し合いをしました。午後4時ころホストファミリーが迎えに来て、それぞれの家に向かいました。明日から本格的に授業とアクテビティが始まります。
オークランド空港到着直後
ラザフォードカレッジ正門にて
迎えに来たホストファミリーと①
迎えに来たホストファミリーと②
22日(金)から授業が始まりました。授業のあとマウリの歓迎の儀式に参加しました。儀式は写真撮影禁止なのでその様子の写真はありませんが、ラザフォードカレッジの生徒たちの歌声が体に響いて感じるほど迫力のある儀式でした。山田君が返答のスピーチをし、みんなで「翼をください」を歌いました。6人と少ない人数ですが、よく声が出ていました(コーディネーターに褒められました)。明日、ニュージーランド全土から予選を勝ち抜いた12校しか出られない全国大会にラザフォードカレッジの生徒たちが出場するため、最後の仕上げの練習をしており、タイミングよく見学することができました。その後、授業・校舎見学をし、最後に体育の授業に参加しました。みんな元気に動き回っていました。23日は1日中ホストファミリーと過ごす日です。
英語の授業の様子
校舎・授業見学の様子
ハカの練習を見学している生徒たち
ハカの練習風景
24日はワイトモ鍾乳洞に行きました。途中に立ち寄ったオトロハンガの町では、出店のおじさんから魚や動物の取り方を教わったり、お姉さんから動物の角の説明を受け購入したり、英語の古本を買ったりとニュージーランドの田舎でしかできない体験や会話を楽しんでいました。ワイトモ鍾乳洞では、たくさんのツチボタルがわずかな光を放つ幻想的な様子を見ることができました。
25日は午前中に英語の授業を受けました。英語の先生、コーディネーター、現地スタッフの方から生徒たちの授業に取り組む姿勢や普段の態度についてお褒めの言葉をいただきました。午後にオールブラックス体験に行きました。英語の説明が速くほとんど聞き取れなかったようです。ハカの映像と音を体験するところでは、音が振動として伝わり、迫力を感じていました。最後にキックやパス、フットワークを競う場所では、こちらが思った以上に白熱して汗を流しながらプレーし、何人かがハイスコアを出していました。
24日 オトロハンガ駅にて
24日 ワイトモ鍾乳洞入口
24日 ワイトモ鍾乳洞出口
25日 オールブラックス体験入口
26日は最後の英語の授業を受け、修了証を受け取りました。授業では日本とニュージーランドの特徴を英語で記入した地図入りのプリントを作成しました。午後ははじめミッションベイビーチで昼食をとりました。鳥に餌をやったり、木に登ったりして楽しんでいました。ビーチに隣接する公園に日時計があり、時間表記が北半球とは逆回りになっていることに興味を持ってみていました。その後、2人乗りのカヤックを1時間半ほど体験しました。はじめは戸惑っていましたが、だんだんと息が合ってうまく操作できるようになりました。途中で転覆したり、水を掛け合ったりと子供のように楽しんでいました。
27日は、ホストファミリーやお世話になったコーディネーターのナカムラヨウコさんと別れの挨拶と写真撮影をし、空港へ向かいました。空港へ向かう途中にあるワンツリーヒルに登り、短時間でしたがオールランドの景色を楽しみました。
26日 修了証を手に英語の先生と
26日 ミッションベイビーチにて
26日 カヤックの漕ぎ方を教わる生徒
26日 息の合ったオール操作
27日 ワンツリーヒルにて
無事に成田空港に到着しました。11時間のフライトの後、クアラルンプール国際空港では深夜の乗り継ぎとなり、さらに約4時間も乗り継ぎ待ちの時間があり、眠気と疲れで大変でしたが、生徒たちの方が元気にしていました。
今回の研修旅行では、ほとんどのメンバーが初めて顔を合わせたにもかかわらず、チームワークが非常によく、どこに行っても褒められました。事前指導での注意事項を守って、積極的にホストファミリーとかかわったり、英語の授業やアクテビティにも主体的に取り組んでいました。多くの生徒が「もう一週間くらいいたかった」と言っているほど、楽しい研修になったのではないでしょうか。6名と人数が少なかったために、大人数ではいけないところに行ったり、融通を利かせてもらったりして、かえって良かったように感じました。このあとも今回の友達関係を大事にしてもらえればと願っています。
28日 成田空港到着直後
28日 成田空港解散直前