プネ市は、人口650万人のインド7番目の都市で、ムンバイの南約170 km、海抜600メートルの高原に位置し、年間を通じて温暖な気候です。 町の40%が緑に覆われインドで最も緑の多い町、また多くの大学や研究機関があり、知的レベルが高くインドでもっとも安全な都市ともいわれています。日本語学習者がもっとも多い街として知られ、毎年10,000人の学生が日本語を勉強し、日本語を教える学校は200校を超えます。
インドの様々な業界に通じ、長年にわたりマーケティングコンサルタントとして様々な企業の市場戦略・販売戦略構築・実践に関わるとともに、Premier management institutes in Puneの戦略的マーケティングMBAコースの教授も務めてきました。エス・ジー・エスの企業向けインド研修プログラムでは、当初より数多くの日本の企業人の方にインド市場に関する研修を行ってきており、その受講生は現在まで約300名に上ります。
講義は、英語で行います。日本人にもわかりやすい英語で講義を行いますが、皆さんに講義を十分理解していただくために、15分おき程度に弊社インド代表 Ms Kshipra Ptodarが日本語で講義内容の要約を行います。
インドのモディ首相は5月12日の国民に向けた演説の中で、コロナ危機を乗り切るためには「自立したインド(Self-reliant India)」となることが唯一の道であり、自立したインドは、1.経済、2.インフラ、3.テクノロジー主導のシステム、4.世界最大の民主主義国インドの強みである人口、5.需要喚起の5つの柱により成り立つ、と述べました。同時にインドのGDPの約10%に相当する20兆ルピー(約28兆円)規模の経済対策パッケージを投入することも発表しました。「自立したインド」には保護主義的意味合いはなくインド自身が自給自足できる産業力を身に着けその力で世界に貢献することを目指すことであるとされていいます。「自立したインド(Self-reliant India)」の政府の狙いや具体的な施策について解説し、それに伴う各分野での事業チャンスについて考察します。
もともとインドでは、欧米向けビジネスが盛んなこと、また国内においてもその国土に広さからオンラインでビジネスを行うケースが多く、B2Bにおいても商談開始からクロージングまですべてオンラインというのも特に珍しいことではありませんでしたが、コロナ以降、ビデオミーティングを使用したマーケティング、営業手法が様々な分野で効果をあげており、業界によってはコロナ以前より事業を拡大している企業が少なくありません。それらの事例紹介を行いながら、withコロナ時代のビジネスの在り方について考察します。
インドは、人口13億人以上の大きなポテンシャルを持つ市場、そして我々日本や欧米諸国と価値観を同じとする民主義国家ということもあり、日本でもネクストチャイナとして大いに注目を集めています。インドで事業することのメリット、今後成長が期待される分野等につき解説します。
インドは、我々日本や欧米諸国と価値観を同じくする民主主義国であり法治国家ですが、同時に13億という中国につぐ人口を持つ大国でありダイバシティ(多様性)の国ともいわれます。北部、南部、東部、西部それぞれ文化や生活様式が異なり、言語に至ってはほぼ州ごとに文字や文法さえ違う場合もあります。ビジネスで成功するには、文化を含めて多様なインドの人々や社会を理解することが不可欠です。そのポイントをビジネスの観点から解説します。
消費者がどのような特徴、傾向を持つかを理解することは、ビジネスを成功させる上で不可欠です。
インドの消費者の特徴や傾向をいくつかのセグメントに分けて掘り下げ解説します。